ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国 作品情報
びーすてぃぼーいずとられっぱなしてんごく
ライヴの三日前。メンバーは公式サイトに告知を出して撮影者を募集し始めた。条件は、既にこのライヴのチケットを持っていること。そしてこの夜のライヴを出来る限り全体にわたってカバーできるように、座席の配置が考慮され、最終的に50人の撮影者が選ばれた。2004年10月9日、ニューヨーク。全席ソールド・アウトのマジソン・スクエア・ガーデン、ビースティ・ボーイズの地元凱旋ライブ。スタートの直前、50人の幸運なファンが集められ、1台ずつビデオ・カメラが手渡された。役割は、それぞれが自分の視点でライブを撮影すること。条件はただひとつ、「ライブ終了まで決して録画を止めないこと」だけだった。50人が会場全体に散り、爆音とともにライヴがスタートする。ステージに飛び出してきたビースティ・ボーイスの3人は暴れまくり、たった3本のマイクで会場を埋め尽くすオーディエンスを支配。DJミックス・マスター・マイクのターン・テーブルが大ネタを惜しげもなく連発し、キーボードのマニー・マークは空中から鍵盤を叩く。スペシャル・ゲストに迎えたオールド・スクール・ヒップ・ホップの伝説ダグ・E・フレッシュが披露する驚異のヒューマン・ビート・ボックスには、観客どころかメンバーまでもが熱狂。ファン達が撮ったのは、ポーズを決めるビースティ・ボーイズに迫るショット、遥か彼方に見えるステージの超ロング・ショット、一緒にラップし踊り狂うファンのショット等々。観客として来場したベン・スティラーまでもが被写体になり、あるファンはバックステージに忍び込もうとする間も撮影を止めなかった。こうしてこの夜、「素人たち」によって延べ100時間にわたる映像が記録された。
「ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国」の解説
ヒップ・ホップ界に新しいスタイルを突きつけたビースティ・ボーイズの2004年地元凱旋ライヴを、観客50人の手によりいたるところから撮影した記録ドキュメンタリー。監督はビースティ・ボーイズのアダム・ヤウクことナサニエル・ホーンブロウワーで、本作が長編デビュー作品となる。ビースティ・ボーイズのメンバーのほか、ライブに来ていた「ミート・ザ・ペアレンツ」のベン・スティラーも登場する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年7月29日 |
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キャスト |
監督:ナサニエル・ホーンブロウワー
出演:マイクD アドロック MCA ミックス・マスター・マイク マニー・マーク アルフレッド・オルティズ |
配給 | アスミック・エース |
制作国 | アメリカ(2006) |
上映時間 | 89分 |
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