ダスト・トゥ・グローリー 作品情報

だすととぅぐろーりー

バハ・カリフォルニア半島の付け根に位置するメキシコ・エンセナーダの街に、今年もレース"バハ1000"に約1200人の冒険者たちが集まった。映画「ダスト・トゥ・グローリー」のプロデューサー、マイク・"マウス"・マッコイも、オートバイの"クラス30"(30歳以上のライダーによるプロクラス)で出場する。マウスの父、マイク・マッコイは"バハ1000"のパイオニア的存在で、その父親から初めてもらった誕生日プレゼントがオートバイだったことから、彼のライダー人生が幕を開けた。まだ夜も明け切れぬ中、レースはオートバイからスタートする。"バハ1000"には国境、性別、年齢をも超えてあらゆる人々が参加しているが、中でも一際脚光を浴びているのが、67年の第1回開催の覇者であり、オフロードの伝説的ライダーであるJ.N・ロバーツ(62歳)だ。彼は30年間レースから遠ざかっていたが、息子のジミーを伴って参加を決めた。3時間後、バギー、四輪が次々とスタート切る。"インディ500"や"パリ=ダカール8ラリー"でもその名をとどろかせ、「フラッシュ・ゴードン」の異名をとる現役レーサー、ロビー・ゴードンが、ババの最速クラズ"トロフィー・トラック"で最高速300km/hで疾走して観客を沸かせれば、ビートルのノーマルクラス"クラス11"がほのぼのした空気を漂わす。時にハプニングが発生し、逮捕者も出る。罰金を払い、パトカーに先導されながら再びレースに戻る選手たちもいる。レーサーたちと救援部隊の連絡係、通称「ウェザーマン」の仕事も慌ただしくなってきた。主に貧しい人たちが多く暮らすレースとなる町で、"バハ1000"はお祭りであり、レーサーは子供たちにとってヒーローだ。少しでもレースの興奮やスリルを間近で味わいたくて、観客はコースのギリギリに立ってレースを見守る。果たして勝利するのは誰か?

「ダスト・トゥ・グローリー」の解説

メキシコの西側に位置するバハ・カリフォルニア半島で毎年行われるオフロードレース「バハ1000」を撮影したドキュメンタリー。監督は、サーフィン映画の金字塔「エンドレス・サマー」のブルース・ブラウン監督を父に持ち、サーフィン・ドキュメンタリー「ステップ・イントゥ・リキッド」のデイナ・ブラウン。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年7月22日
キャスト 監督ダナ・ブラウン
出演マイク”マウス″マッコイ ジミー・バッサー ロビー・ゴードン ジョニー・キャンベル ライアン・アルシエロ アラン・フルーガー J.N.ロバーツ ジミー・ロバーツ Mario Andretti チャド・マックイーン スティーヴ・マックイーン ジェームズ・ガーナー
配給 グラッシィ
制作国 アメリカ(2005)
上映時間 97分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:37

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