ザ・L.A.ライオット・ショー 作品情報
ざえるえーらいおっとしょー
1991年、一人の黒人男性がスピード違反取締りの際、ロス市警の白人警官数人から過剰な暴行を受けて重傷を負う。その模様がホームビデオで撮影されていたために、警官らの人種差別的行為は世界中から非難を受け、起訴された。アメリカの全国民が一様に息をひそめ、LA郊外にあるシミ・ヴァレーでの裁判の行方に注目していた。暴行を受けた男はロドニー・キング。警官らの活動は非難の的となるものの、陰謀めいた裁判で、彼らは無実という判決が言い渡される。それがきっかけだった。LAの黒人たちが一斉蜂起し、全米を巻き込む一大暴動へと発展してゆく。白人、黒人、アジア人ほかマイノリティ、そして金持ちからスラムまで、あらゆる人間を巻き込んだロサンゼルス暴動は、外部から見れば、殴る、蹴る、盗む、撃つ、火をつけるなど、みごとなまでに「無秩序」を現した一大スペクタクル・ショーのようだった。
「ザ・L.A.ライオット・ショー」の解説
1992年に発生したロサンゼルス暴動をモチーフに、人種差別や経済格差などアメリカの暗部を辛らつにあぶり出した異色コメディ。語り手は人気ラッパーのスヌープ・ドッグ。監督と脚本は、ミュージックビデオ界で活躍するマーク・クラスフェルド。いとうせいこうが字幕を監修した。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年11月18日 |
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キャスト |
監督:マーク・クラスフェルド
出演:エミリオ・エステヴェス チャールズ・ダットン T・K・カーター クリストファー・マクドナルド ロニー・コックス ジュード・チッコレッラ |
配給 | ナウオンメディア |
制作国 | アメリカ(2005) |
上映時間 | 74分 |
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