インサイド・マン(2006) 作品情報
いんさいどまん
ダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)をリーダーとする4人の銀行強盗が、マンハッタン信託銀行を占拠した。通報を受け、NY市警のフレイジャー(デンゼル・ワシントン)とミッチェルは現場に急行する。フレイジャーは以前関った麻薬事件で14万ドルの小切手が紛失するという事態に巻き込まれ、内務調査課から汚職の疑いをかけられていた。それだけに、今回の事件は汚名返上のチャンスだったのだ。また、銀行の取締役会長アーサー・ケイスの命を受けて、ニューヨークでも指折りの弁護士マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)も呼び出される。銀行内では、ダルトンたちは人質全員にジャンプスーツと覆面を着用させ、自分たちと同じ格好をさせていた。これでは誰が人質で誰が犯人なのか、区別できない状態となる。ダリウス警部率いる作戦指令車には、犯人との電話回線などの全ての準備が整った。その時、人質の老人が解放され、犯人から「警官が近づいたら人質を2人殺す」とメッセージが伝えられる。そんな中、人質がまた一人解放され、犯人からの要求が明らかになる。人質の首に下げられたボードには、「ケネディ空港にジャンボ機とパイロットを用意しろ。夜の9時以降、1時間ごとに人質を殺す。銀行には爆弾が仕掛けてある」と書かれていた。警察側は、要求されたピザの箱に盗聴器をセットして銀行内に運び込む。そんな時、マデリーンが市長を伴って現場に現れ、政治レベルの問題をちらつかせながら事件に介入してくる。実はマデリーンは、ケイスから貸金庫にまつわる個人的な密命を受けていた。事件は混迷の度を深めていくが、フレイジャーは遂にダルトンとコンタクトをとることに成功する。
「インサイド・マン(2006)」の解説
銀行強盗グループと事件解決に向けて奔走する捜査官、そして現場に駆けつけた女性交渉人らの心理戦をサスペンスフルに描く犯罪映画。監督は「25時」のスパイク・リー。出演はリー監督と「マルコムX」で組んだデンゼル・ワシントン、「フライトプラン」のジョディ・フォスター、「クローサー」のクライブ・オーウェン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年6月10日 |
---|---|
キャスト |
監督:スパイク・リー
出演:デンゼル・ワシントン クライヴ・オーウェン ジョディ・フォスター クリストファー・プラマー ウィレム・デフォー キウェテル・イジョフォー カルロス・アンダース・ゴメス Kim Director ジェームス・ランソン Peter Gerety |
配給 | UIP |
制作国 | アメリカ(2006) |
上映時間 | 128分 |
TV放映 |
2024年5月21日 テレビ東京 午後のロードショー |
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-10-05
監督スパイク・リー節はクライム・サスペンスだが何処か陽気で明るい