P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画はアクションと言っても格闘ではなく、とにかく逃げる、走るシーンを見る映画だ。
ビルの10階の窓から飛び出し、1つ下の階に降り、そこからまた壁を伝わって上に登り、屋上から隣のビルに飛び移り、次から次へとジャンプして行く。
あの爽快痛快、ドキドキ感を言葉で表現するのはちょっと難しい。
ただただ俳優さんの身体能力の高さに脱帽するだけである。
主演のシリル・ラファエリも頑張っていて、彼の格闘シーンは凄い。
相手の裏をかき、どんどん倒していく。
約85分の短い映画なので、ハッキリ言って、ストーリーなんてあってないようなもの。
シナリオ上のツッコミどころはいっぱいあると思う。
サクサク話を進めるために、色々切り落としてしまったような感じ。
物語を見せるのではなく、アクションの限界に挑んだから、見てちょうだいねという感じ。
だからストーリー性を求める人には、不向きな映画だと思う。
単にスカッとしたいというなら、見ても損はしないと思う。