Touch the Sound タッチ・ザ・サウンド 作品情報
たっちざさうんど
パーカッショニストのエヴリン・グレニーは新しいCDの録音で、ギタリストのフレッド・フリスと共に、ドイツのケルンにある廃墟となった大きな工場跡にやってくる。二人にとっては、周りにある様々な機械や手すりも楽器で、そこから新たな音を紡ぎ出していく。聴覚障害のあるエヴリンは、非常に音が聞こえにくい。しかし彼女は、体のあらゆる感覚を通して音を感じている。ニューヨーク、日本、カリフォルニア、イングランド、スコットランド……、エヴリンが行く先々の街や自然、人が持つリズムが色鮮やかに映し出される。騒音と思っていた音ですら、エヴリンにとっては譜面の上の音符となる。ごみ収集トラック、建設現場、車の騒音、都市の街音など、彼女は音に触れることで、他者とコミュニケートしていく。街や空港や石庭や海岸でエヴリンが見つけた音、街にあふれる音のオーケストラをバックに、エヴリン・グレニーとアーティストとの共演が始まる。
「Touch the Sound タッチ・ザ・サウンド」の解説
聴覚障害をもつグラミー賞受賞パーカッショニスト、エヴリン・グレニーの音楽活動を追うドキュメンタリー。体のあらゆる感覚を通して音を感じとるエヴリンの音楽世界が、美しいポートレートのように描かれる。アバンギャルド音楽の巨匠、フレッド・フリスも出演する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年3月11日 |
---|---|
キャスト |
監督:トーマス・リーデルシェイマー
出演:エヴリン・グレニー Fred Frith オラシオ・エルナンデス 鬼太鼓座 |
配給 | ソニーコミュニケーションネットワーク |
制作国 | ドイツ(2004) |
上映時間 | 100分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「Touch the Sound タッチ・ザ・サウンド」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。