ザ・リング2 作品情報
ざりんぐつー
次々と死者を出した恐怖のビデオテープ。あの時、レイチェル(ナオミ・ワッツ)は解明した。死から逃れる唯一の方法が、それをコピーして他人に見せ、サマラという少女の呪いを蔓延させることだった、と。物語は前作の6ケ月後からはじまる。舞台は、雨の多い都市シアトルから、霧深きオレゴン州へと移る。海辺の美しい町アストリア。あの事件から半年後、あの母と子はこの町にやって来た。忌まわしい記憶を振り払おうとする2人だったが、時同じくして、町では数十年振りの怪死事件が起こる。犠牲者は10代の少年で、顔を異様にゆがめて死んでいるのが発見された。死因は不明。半年前のおぞましい事件の記憶が、レイチェルの脳裏によみがえる。死体の顔を確認すべく、現場へと急ぐレイチェル。もし呪いのビデオを見ていたら、世にも恐ろしい形相で死亡しているはずだ。救急車に忍び込み、死体の入った黒袋を開けると、あの“懐かしい”声が聞こえてきた…。すでにサマラの呪いは、何千キロも離れたこの街にまで増殖していたのだ! 犠牲となった少年の家に忍び込み、ビデオデッキにラベルのないテープを発見する。呪いを断ち切る最後の手段として、レイチェルはビデオテープを燃やす…。一抹の不安を感じながらも、新たな生活を始めようとする母と子。レイチェルは、「お母さん」と呼んでくれないエイダン(デイヴィッド・ドーフマン)との時間を、大切にしようとする。しかし、エイダンは悪夢にうなされて叫びながら目覚める。あの少女がすぐそばまで来ていることを感じながら、それをレイチェルに打ち明けられないエイダン。やがて、異常なほどエイダンの体が冷たくなってゆく。いつからこうなったのか問い詰めるレイチェルに、エイダンは唇を震わせながらつぶやく。「しゃべらないで。あの子が聞いているから」。なぜエイダンが狙われるのか? 手当たり次第に荷物をまとめ、親子は家を飛び出す。病院で原因不明の低体温症と診断されたエイダンを死の淵から救うべく、サマラの謎を突き止めようと決意するレイチェル。再びシアトルに向かい、養子縁組相談所、モーガン馬牧場、聖マグダレン女性の家…、いろいろな手がかりを探すうちに、精神病院に入院しているエヴリンという謎の女性にたどり着く。
「ザ・リング2」の解説
鈴木光司の人気ホラー小説を中田秀夫監督が映画化して大ヒットを記録し、その後、数多くの関連作品がつくられた「リング」。ドリームワークスによるハリウッド版リメイク「ザ・リング」の続編が完成した。新たな地で生活を送るレイチェル親子に、再びビデオの恐怖が襲いかかる。監督は本作でハリウッド・デビューを飾った中田秀夫。主演は前作と同じくナオミ・ワッツ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2005年6月18日 |
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キャスト |
監督:中田秀夫
出演:ナオミ・ワッツ サイモン・ベイカー デイヴィッド・ドーフマン エリザベス・パーキンス シシー・スペイセク エミリー・ヴァンキャンプ |
配給 | アスミック・エース |
制作国 | アメリカ(2005) |
上映時間 | 110分 |
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