奇蹟のイレブン 1966年北朝鮮VSイタリア戦の真実 作品情報
きせきのいれぶんせんきゅうひゃくろくじゅうろくねんきたちょうせんぶいえすいたりあせんのしんじつ
1966年、第8回サッカーワールドカップ、イギリス大会が開催された。そこで世界のサッカー・ファンンから、現在でも“ワールドカップ史上最大の衝撃”として、強く心に記憶されている伝説が生まれた。サッカー発展途上国アジアの小国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、なんとサッカー界に君臨する巨人イタリアを破ってベスト8に進出したのだ。その伝説の舞台であるイギリスに生まれたダニエル・ゴードン監督は、4年間にわたる交渉の結果、2001年10月に北朝鮮での撮影が正式に許可され、その瞬間から北朝鮮におけるかつてないプロジェクトが動き出した。本作は、当時国民的英雄となった選手や対戦相手のイタリア選手の生存者、そして当時北朝鮮チームに熱烈な声援を送ったイギリスのサポーターたちを捜しあてて、取材を敢行した。また、ワールドカップの公式映像や当時のニュース映像と新聞、そして北朝鮮が保有する記録映像も駆使して、様々な角度から検証を重ねている。その結果、本作は世界を熱狂させながらもその後全ての情報が途絶えた北朝鮮代表チームの物語と、彼らの内に秘めた思いを鮮明に浮き彫りにし、さらには北朝鮮の一般市民の日常生活を第三者の目を通して初めて明らかにした衝撃の記録となったのである。北朝鮮の選手たちは帰国、一体どうなったのか? 「金日成は彼らに戦術のアドバイスをしたのか?」「イギリスは、国交のない北朝鮮が国歌を歌い国旗を掲げるのを許したのか?」「3,000人ものイギリス人がリバプールまで北朝鮮を応援に行ったのか?」「北朝鮮チームの奇蹟の秘訣“チョルリマ”とは?」「北朝鮮は専用のコックを連れてきたのか」…。すべての答えはこの映画の中にある。2002年日韓ワールドカップ直後に初めてイギリスBBCで放送され、その後北朝鮮と韓国でも公開。各界に反響を呼び起こし、多くの絶賛を浴びた。
「奇蹟のイレブン 1966年北朝鮮VSイタリア戦の真実」の解説
1966年、第8回サッカーワールドカップ、イギリス大会で、世界のサッカー・ファンから“史上最大の衝撃”として強く心に記憶されている伝説が生まれた。サッカー発展途上国アジアの小国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、サッカー界に君臨する巨人イタリアを破ってベスト8に進出したのだ。歴史的勝利の立て役者である北朝鮮イレブンの知られざるその後の物語に迫るスポーツ・ドキュメンタリー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2005年5月28日 |
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キャスト |
監督:ダニエル・ゴードン
出演:ポール・ニコルソン |
配給 | シネカノン |
制作国 | イギリス(2002) |
上映時間 | 81分 |
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