プライド 栄光への絆 作品情報
ぷらいどえいこうへのきずな
1988年8月6日。テキサス州オデッサにあるパーミアン高校アメリカン・フットボール・チーム、“パンサーズ”のプレ・シーズン1日目。優勝候補のパンサーズは、熱狂的な街の期待を一身に集めていた。練習初日にも関わらずテキサス中のマスコミが取材に訪れ、まだハイスクールの選手たちを、まるでスーパースターのようにインタビューしている。話題の中心は、将来を有望視されているブービー(デレク・ルーク)。彼には大学のスカウトたちも熱い視線を送っていた。クォーターバックは堅実なプレイを得意とするマイク(ルーカス・ブラック)。往年の名選手を父親に持つドン(ギャレット・ヘドランド)は、そのことを重圧に感じていた。コーマー(リー・トンプソン・ヤング)は控えに甘んじているランニングバックで、プレイに自信を持っていない。その他にも、闘志溢れるキャプテンのチャベス(ジェイ・ヘルナンデス)や、“牧師”と呼ばれているアイボリー(リー・ジャクソン)らがチームの面々だ。優勝を約束されたチームでは、選手よりもヘッド・コーチに信じられないほどのプレッシャーがかかっている。しかし、コーチのゲインズ(ビリー・ボブ・ソーントン)は、「校長より高給取りでも、それでチームが無敵になればいい」という街の声を、冷静に受け止めていた。選手たちは街の中でも特別扱いされていた。陽気なブービーはそれを自分の力に変えていたが、マイクの場合は少し違っていた。彼の母もまたフットボールに熱狂するひとりではあるが、病身のため将来に不安を抱えている。スカウトが彼の元にも訪れるが、マイクは「家から通える距離なら」としか答えられない。またドンも、かつて優勝チームのメンバーだった父、ビリングスリー(ティム・マッグロウ)に不甲斐ないプレイを叱責されていた。父親の目には息子が頼りなく映っていたが、子供から見た父の姿は栄光の見る影もなく、ただ荒れた生活をしているようにしか見えない。親子の溝は深まるばかりだった。…そして、それぞれの思いを乗せて、本格的なシーズンが始まろうとしていた。
「プライド 栄光への絆」の解説
アメフトに情熱を注ぐ高校生たちの優勝への厳しい道のりと、選手をとりまく人間模様を描いたスポーツ群像ドラマ。監督は俳優としても活躍する「ベリー・バッド・ウェディング」「ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン」のピーター・バーグ。主演は「バーバー」のビリー・ボブ・ソーントン。原作は、ピューリッツァー賞ライター、H.G.ビッシンガーのベストセラー『フライデー・ナイト・ライツ』。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2005年5月14日 |
---|---|
キャスト |
監督:ピーター・バーグ
原作:H.G.ビッシンガー 出演:ビリー・ボブ・ソーントン ルーカス・ブラック ギャレット・ヘドラント デレク・ルーク ジェイ・ヘルナンデス リー・ジャクソン リー・トンプソン・ヤング ティム・マッグロウ |
配給 | UIP |
制作国 | アメリカ(2004) |
上映時間 | 118分 |
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「プライド 栄光への絆」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。