P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-08-27
𓃠今朝のNHKラジオ深夜便はサラ・ブライトマン作品集,アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲の本篇からはミュージック・オブ・ザ・ナイト,ミュージカル・キャッツからメモリーの美しい歌曲が真夜中に🎭
おぺらざのかいじん
総合評価4.78点、「オペラ座の怪人(2004)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
𓃠今朝のNHKラジオ深夜便はサラ・ブライトマン作品集,アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲の本篇からはミュージック・オブ・ザ・ナイト,ミュージカル・キャッツからメモリーの美しい歌曲が真夜中に🎭
バレエ、オペラなど、芸術作品は、常に、最高を目指し、クリエイトされる。
この作品も、過去の作品と比べれば、より芸術性ある高見へと昇華されている。
主要な三人が、オペラ歌手でなく、見事に演じているのが、ミュージカルが、バレエ、オペラの垣根を超えて、芸術性の高見を目指したと言える作品。
昔、テレビでチラ見した位の認識、しかも、本職の歌手でない彼らの歌声は、映画(又はサウンドラック)でしか聴けないので、鑑賞しないと素晴らしさは分からない。
ハリウッドスターと比べれば華やかさはないかも知れないが、実力者の健在を知れば、本物の最高傑作だろう?
序盤からの演出が、いいですね、闇に浮かぶ、ロウソクの様に、
愛にも、ただ、愛し合うより、相手を愛するからこそ、相手の自由を尊重し、見守る選択をしたファントム、そして、彼女の、音楽の天使として、使えた最期。最高の歌姫を目指せたかも知れないが、最高の愛で彼女を闇から照らす光となったファントムの大いなる愛で締め括られる。
オペラ座の怪人をまた観て、とても感動した。この映画はひじょうに面白いだけでなく、見事に愛を追求しているからだ。私は初めてこの映画を観た時から何故か怪人のことが気になって仕方がなかった。怪人と音楽の天使の伝説が重なった。私はこれまで一生懸命、歌の練習をしてきたが、ある時、音楽の天使なのか、怪人なのかよくわからないが、何者かが身近にいることを感じたからだ。我が家のどこに潜んでいるのか、探してみたこともある。ひょっとしたら、ロフトに隠れているのか、あるいは透明人間だから、私には見えないのか、そんなことを本気で考えたこともある。また私はこの映画の怪人とクリスチーヌ、ラウルのストーリーの結末に魅了された。それだけにこの映画はいつまでも脳裏に焼きついて離れなかったのだ。やはり素晴らしいエンターテイメントだと思う。
クリスティーヌがラウルとファントムの間をあっちつきこっちつきして二人が嫉妬して殺し合うきっかけを作って最後は伯爵のラウルと一緒になるという胸糞悪い女の話やけど、A,Lウエバーの曲が素晴らしくてついのめり込んでしまいます。歌声がしばらく耳から離れません。
オペラ座の怪人をまた観た。この映画はやはり面白すぎると思う。エミー・ロッサムさんは凄い美人だ。大好きだ。また観たくなる作品だ。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
オペラ座の怪人との出会いは少年時代に読んだ児童書である。この映画を観た時、あまりにも美しいシーンに感動した。そしてメインテーマ曲が頭から離れなかった。最高の作品だ。
10年前にTV放映した時は劇団四季の役者さんが吹き替えをしていて四季の舞台が蘇り素晴らしい歌声を堪能しました。しょうがないんやろうけど画面がもう少し明るかったら衣装などの色が綺麗に見えたのに。
今回Fox moviesでTV視聴したのはミュージカルの本編とは違う1989年版だった。確かにサイレント時代から何度も映像化されて来た「オペラ座の怪人」はホラー映画の系譜に在った…。今回視たのも原作に近いと云うこの流れでー。ヒロインが図書室で旧譜を見つけて思い描くと譜面に血が浮き出す冒頭シーンから疼く様な恐怖のタッチ。地獄絵巻風な残酷な展開は「美女と野獣」の物語とも又、ひと味違った世界かも知れない。
本編は前にも名画座の目黒シネマで<レ-ミゼラブル>との
二本立てミュージカル特集で観ました。ほぼ満席な状態でスクリーンを見つめながら、時に泪し、時に怯え、時に微笑む観客の息遣い。大勢の人と映画に集中し、共感する醍醐味!本編ではクリスチーヌの美声に打たれた♪幾度となく挟まれるモノクロームの粗い粒子の其の映像がオペラ座の時代劇性を高めていた…。