レディ・キラーズ 作品情報
れでぃきらーず
敬虔なクリスチャンであるマンソン夫人(イルマ・P・ホール)の家に、ゴースウェイト・ヒギンソン・ドア教授(トム・ハンクス)と名乗る中年男がやってくる。空き部屋ありの看板を見たという彼は、紳士的な態度でマンソン夫人の厳しい審査をパスした。寝室の他にも、教授は教会音楽の演奏のために地下室を借りたいと申し出る。マンソン夫人はしぶしぶ承諾。やがて地下室に、楽団のメンバーが到着する。実は彼らは教授が集めた犯罪グループであり、楽器など演奏したことのない面々ばかり。教授と、潜入と偵察専門のガウェイン(マーロン・ウェイアンズ)、トンネル掘りの天才の将軍(ツィ・マー)、格闘では負け知らずのランプ(ライアン・ハースト)、爆破アーティストのパンケイク(J・K・シモンズ)の5人は、カジノ船の地下金庫を狙うため、地下室の壁にトンネルを掘り始める。彼らはあっけなく金庫の大金を手に入れるが、最後の最後に、パンケイクの仕掛けた時限爆弾が誤作動し、犯罪の現場をマンソン夫人に目撃されてしまう。教授はマンソン夫人を言葉巧みに言い包めつつ、彼女を殺害する計画を立てる。刺客はグループの中から、くじ引きで選ぶことに。しかしマンソン夫人を殺す役割を負った者は不運にも次々と死に至り、ついには教授も死亡してグループは全滅。マンソン夫人は彼らが盗んだ金が地下室にあると警察に通報するが、なんとその金は彼女のものになった。そして全額、自分が関わるキリスト教系の大学に寄付するのだった。
「レディ・キラーズ」の解説
犯罪グループと老婦人の奇妙な対決を描くサスペンス・コメディ。1955年作品「マダムと泥棒」のリメイク。監督・製作・脚本は「ディボース・ショウ」のジョエル・コーエン&イーサン・コーエン(イーサンは監督としてクレジットされるのはこれが初)。撮影も「ディボース・ショウ」のロジャー・ディーキンス。音楽も「ディボース・ショウ」のカーター・バーウェル。美術は「ビッグ・フィッシュ」のデニス・ガスナー。衣裳は「ディボース・ショウ」のメアリー・ゾフレス。出演は「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のトム・ハンクス、「9デイズ」のイルマ・P・ホール、「最’新‘絶叫計画」のマーロン・ウェイアンズ、「スパイダーマン」のJ・K・シモンズ、「ラッシュアワー」のツィ・マー、「タイタンズを忘れない」のライアン・ハーストほか。2004年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2004年5月22日 |
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キャスト |
監督:ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
出演:トム・ハンクス イルマ・ピー・ホール マーロン・ウェイアンズ J・K・シモンズ ツィ・マ ライアン・ハースト |
配給 | ブエナ ビスタ |
制作国 | アメリカ(2004) |
上映時間 | 104分 |
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