トロイ 作品情報

とろい

スパルタの王メネラオス(ブレンダン・グリーソン)とトロイの王子ヘクトル(エリック・バナ)は、長年にわたる両国の戦いの終結を祝って宴を開いていた。しかしそんな中、ヘクトルの弟パリス(オーランド・ブルーム)と、メネラオスの妻ヘレン(ダイアン・クルーガー)が、許されぬ恋に落ちてしまった。侮辱を受けたメネラオスは、ヘレンの奪回を決意。彼の兄アガメムノン(ブライアン・コックス)は、4万ものギリシャ軍をトロイへと進軍させる。トロイのプリアモス王(ピーター・オトゥール)は苦悩の末、ギリシャ軍との全面戦争を選択。難攻不落のトロイへの攻撃の鍵を握るのは、ギリシャ軍最強の戦士と呼ばれるアキレス(ブラッド・ピット)だ。自分自身のためのみ戦う彼は、預言者である母テティス(ジュリー・クリスティー)から死の予言を受けつつも、トロイへと赴く。その激動の中、運命の女ブリセウス(ローズ・バーン)と出会う。やがてアキレスはヘクトルと一対一で対決し、ヘクトルが敗れて死亡。彼の死体を自分の陣地へ持ち帰ったアキレスだが、そこに危険を承知でプリアモス王が訪ねてくる。彼は息子ヘクトルの死体と、ブリセウスと共にトロイへ帰った。そしてアキレスも含むギリシャ軍の兵士たちは、トロイに運ばれた木馬に忍び込み、一気にトロイを攻める。その戦いの中で、プリアモス王が死亡。まもなくアキレスも、パリスが放った矢に倒れて息を引き取るのだった。

「トロイ」の解説

古代ギリシャのトロイ戦争における愛憎のドラマを描いた歴史スペクタクル。叙事詩人ホメロスによる『イリアス』にインスピレーションを受けている。監督・製作は「パーフェクト ストーム」のウォルフガング・ペーターゼン。脚本は「25時」のデイヴィッド・ベニオフ。撮影は「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のロジャー・プラット。音楽は「すべては愛のために」のジェイムズ・ホーナー。美術は「パール・ハーバー」のナイジェル・フェルプス。編集は「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のピーター・ホーネス。衣裳は「タイムマシン」のボブ・リングウッド。出演は「オーシャンズ11」のブラッド・ピット、「ハルク」のエリック・バナ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのオーランド・ブルーム、「ミシェル・ヴァイヨン」のダイアン・クルーガー、「X―MEN2」のブライアン・コックス、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのショーン・ビーン、「コールドマウンテン」のブレンダン・グリーソン、「ファイナル・ステージ」のピーター・オトゥール、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」のローズ・バーン、「フリーダ」のサフロン・バロウズ、「ルーヴルの怪人」のジュリー・クリ

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年5月22日
キャスト 監督ヴォルフガング・ペーターゼン
出演ブラッド・ピット エリック・バナ オーランド・ブルーム ダイアン・クルーガー ブライアン・コックス ショーン・ビーン ブレンダン・グリーソン ピーター・オトゥール ローズ・バーン サフロン・バロウズ ジュリー・クリスティ
配給 ワーナー
制作国 アメリカ(2004)
上映時間 163分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-20

古代ギリシャ。トロイの王子パリスは、スパルタの王妃ヘレンに恋し、彼女を奪い去る。
王妃奪還を口実に、城塞都市トロイを攻めるギリシャ連合軍の中には、自らの名声を望む、無敵の戦士アキレスの姿もあった。

ここに、トロイ戦争の火蓋が切って落とされる-------。

ホメロスの叙事詩「イリアス」は、絶世の美女ヘレンをめぐる争いを発端に、戦争の悲劇を描いた壮大な物語だ。
ウォルフガング・ペーターゼン監督は、この物語を戦士アキレスを軸にした、歴史ロマンとして映画化した。

肉体改造も見事なブラッド・ピットを始め、共演陣も好演し、CGを駆使したスペクタクル・シーンも見応えたっぷりだ。
物量にモノをいわせる迫力のバトルもあれば、英雄同士の一騎打ちには、古代の戦闘らしい、ゆったりとした間があって、メリハリが効いている。

娯楽映画として、実に素晴らしい出来に仕上がった映画だ。

体に粘土でも付けてるのかと思うほど、マッチョなブラピと、レゴラス気分が抜けずに弓を引いたりしているオーランド・ブルーム。

最終更新日:2024-06-30 16:00:01

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