ゲス・フー/招かれざる恋人 作品情報

げすふーまねかれざるこいびと

パーシー・ジョーンズ(バーニー・マック)には、気がかりなことが2つあった。ひとつは結婚25周年の銀婚式で妻のマリリン(ジュディス・スコット)に捧げる“誓いの言葉”が思いつかないこと。そしてもうひとつは、その式に娘のテレサ(ゾーイ・サルダナ)が恋人を連れてくること。身元調査によれば、その男はヤリ手の証券マンで、何も心配はないはずだった…。サイモン・グリーン(アシュトン・カッチャー)も、大きな気がかりを抱えていた。恋人、テレサの両親に婚約の挨拶をすることにした矢先、理不尽な上司によってクビを言い渡されてしまったのだ。無職の男が結婚を許してもらえるはずはなく、幸せそうなテレサの顔を見ていると、そのことだけは秘密にしなければならなかった。そしてもうひとつ。テレサは黒人で、サイモンは白人。2人の愛は人種の壁を超えているが、果たして彼女の両親はどんな反応を見せるだろう? そして初対面の時、パーシーは驚愕する。彼はサイモンを、デンゼル・ワシントンやタイガー・ウッズのように逞しい黒人だと思っていたが、扉の前に現れたのは、ちょっと頼りなさそうな白人のスマート・ボーイ。一方のサイモンも、自分が白人であることが彼女の両親に伝わっていなかったことにショックを受ける。こうして、ジョーンズ家を揺るがす大騒動が始まった! 肌の色だけでなく、テレサとじゃれている姿も、スポーツに興味がないことも、パーシーはサイモンの全てが気に入らない。サイモンは何とかジョーンズ家の地下室に泊めてもらえることになったものの、監視役のパーシーとひとつのベッドで寝る有り様。サイモンは何とかパーシーに気に入られようと悪戦苦闘するが、ことごとく失敗、かえってパーシーを怒らせてしまう。しかし、パーシーの心配事は他にあった。「サイモンは何かを隠している」。長年の銀行融資担当としての勘が、そう告げている。深夜に家を抜け出したサイモンとテレサは夜景の美しい丘で愛を確かめ合う。しかし翌朝、身元調査によって、サイモンのクビが明らかになる。ショックを受けたテレサは、「何でも話し合う約束だったのに!」という言葉を残して家を飛び出した。さらに、夫が銀婚式の“誓いの言葉”を参考書から写そうとしていたことに怒ったマリリンも、家を出ていってしまう。

「ゲス・フー/招かれざる恋人」の解説

アメリカの人種問題をとりあげた往年の名作「招かれざる客」を、黒人と白人の立場を入れ替えコメディ色を強めて描いたリメイク作。出演は「オーシャンズ11」のバーニー・マックと、「バタフライ・エフェクト」のアシュトン・カッチャー。その年の「ティーン・チョイス・アワード」コメディ部門、デートムービー部門にノミネートされた。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年9月24日
キャスト 監督ケヴィン・ロドニー・サリヴァン
出演バーニー・マック アシュトン・カッチャー ゾーイ・サルダナ ジュディス・スコット
配給 20世紀フォックス
制作国 アメリカ(2005)
上映時間 106分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:38

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