リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 作品情報

りちゃーどにくそんあんさつをくわだてたおとこ

44歳のサム・ビック(ショーン・ペン)は、事務機具のセールスマンになったばかり。彼には1年前に別居した妻マリー(ナオミ・ワッツ)と3人の子供がおり、営業成績を上げて、一度崩壊した家庭を再生させるつもりだ。しかしボスのジャック(ジャック・トンプソン)の誠意のない商売法が、サムには我慢ならなかった。車の機械工をしている黒人の友人のボニー(ドン・チードル)に仕事の愚痴をこぼしつつ、サムはボニーとのタイヤのセールスの開業を夢見ている。大好きなバーンスタインの音楽を心の支えにしながら、それでも仕事への不満が募るサムは、現在の政治を批判するブラック・パンサー党に心打たれ、彼らに接近。しかしそっけない態度を見せられるだけだった。やがてサムはついに会社を辞めてしまい、またマリーからは一方的に婚姻関係の破棄を言い渡される。唯一残された希望であるボニーとの開業も、サムの手違いが原因で、ボニーが窃盗容疑で刑務所に入れられてしまうハメに。1974年2月、すべての希望を失ったサムは、バルチモア国際空港に向かった。時の大統領、ニクソンを暗殺しようとハイジャックを企てたのだ。しかしサムは、飛行機が飛び立つ前に機内で射殺されてしまうのだった。

「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」の解説

リチャード・ニクソン大統領の暗殺未遂事件を起こした実在の男の苦悩を描いた社会派ドラマ。監督・共同脚本はこれがデビューとなるニルス・ミュラー。撮影は「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」のエマニュエル・ルベッキ。美術は「恋は嵐のように」のレスター・コーエン。編集は「プレッジ」のジェイ・キャシディ。衣裳は「ロック・スター」のアジー・ゲラード・ロジャース。出演は「21グラム」「ザ・インタープリター」のショーン・ペン、「21グラム」のナオミ・ワッツ、「オーシャンズ12」のドン・チードル、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」のジャック・トンプソン、「スパイダー」のマイケル・ウィンコットほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年6月11日
キャスト 監督ニルス・ミュラー
出演ショーン・ペン ナオミ・ワッツ ドン・チードル ジャック・トンプソン ブラッド・ヘンク ニック・サーシー マイケル・ウィンコット ミケル・T・ウィリアムソン エイプリル・グレイス リリー・ナイト ジャレッド・ドランス ジェナ・ミルトン マリア・マッサ Eileen Ryan デレク・グリーン ジョー・マリネリ
配給 ワイズポリシー、アートポート
制作国 アメリカ(2004)
上映時間 107分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:38

広告を非表示にするには