ラブ キル キル 作品情報
らぶきるきる
大平洋に面した館川市はかつてはリゾート都市であったが、いまは寂れたドライブインや商店街、スクラップ置き場などが点在する不景気な土地だった。イケてないのを絵に描いたようなこの街では、誰もが目に見えない閉息感に冒され、どこかしら常軌を逸しているように見えた。皆川聡(津田寛治)、ハローワーク職員。一見生真面目そうに見えるこの男は、ポルノショップの常連で洋ピンマニア。しかも悪趣味なSM モノが大好物だ。太田ナオ(愛葉るび)、フリーター。高校生のくせに学校へは行かず、ポン友のマミと街をうろついて暇を潰している。でも最近マミのつき合いが悪くて、面白くない。前嶋サユリ(街田しおん)、無職。この街にはもったいないような美人だが、ルーズな性格。一戸建ての屋敷に弟のコウ(松田祥一)と二人っきりで住んでいる。コウはいじめられっ子のくせに、部屋でドラッグキノコを栽培するようなヤバい高校生だ。これら接点のなかった人間たちの運命が、ある日、ひょんなことから複雑に絡み合ってゆく。
「ラブ キル キル」の解説
同型のDV カメラよる撮影、同一予算、エンターテイメント作品という互角の条件の下、日本映画界を代表する監督(番長)と、気鋭の新人(刺客)たちが、力と技を競い合うという画期的なコンセプト「映画番長」。「エロス」をテーマに、瀬々敬久が監修を務めたシリーズ第2弾。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2004年8月28日 |
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キャスト |
監督:西村晋也
出演:津田寛治 愛葉るび 街田しおん 松田祥一 |
配給 | ユーロスペース |
制作国 | 日本(2004) |
上映時間 | 91分 |
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