P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画の邦題「ジャスティス」は、よく考えられたタイトルだと思う。
いろいろな意味で映画の中身と一致するし、ジャスティスの意味としては、正義、更正、裁判という意味があるけど、映画自体は、戦争映画と言うより法廷物という感じですね。
この映画での正義というのがよくわからないところは、これが主人公の正義?マクナマラン大佐の信じる正義?戦争自体の正義?ナチス軍大佐の正義?
それとも黒人差別に対する正義?-------
どれにも当てはめることができるわけですが、ストーリーの中でも、正義を示唆する演出が見て取れます。
また、それらを複線にしている部分もありますね。
十分面白かったけど、最後はブルース・ウィリスがおいしいところを持っていくあたりが、スター映画なのかと、ちょっとコリン・ファレリーが可愛そうでしたね。
内容的には、ぼんぼんのアメリカ将校が、自分の正義を信じ、貫き通そうとするといった内容の映画でしたね。