ボーン・アイデンティティー 作品情報

ぼーんあいでんてぃてぃー

マルセイユ沖の海上に漂う一人の男(マット・デイモン)を漁船が救い上げるが、男は記憶喪失に。唯一の手がかりのチューリヒ相互銀行の貸し金庫を開け、パスポートに「ジェイソン・ボーン」との署名やパリ在住との記載を見つけ一安心するが、他5種類のパスポートに多額の札束、1丁の銃が入っており、自分は何者かと焦る。一方CIA 幹部・コンクリン(クリス・クーパー)の元にジェイソン・ボーンが生きていたとの報告が入り、直ちに抹殺指令を下す。追っ手に攻め入られたジェイソンは居合わせたマリー(フランカ・ポテンテ)にパリまで乗せるよう頼み、追っ手を撒くうちに二人は惹かれあう。CIA 工作員として政治家・ウォンボシ(アドウェール・アキノエ・アグバエ)暗殺に携わったと気づいたジェイソンはマルセイユに向かった。途中二人はマリーの元恋人・イーモンを訪れるが、ここにもCIA の殺し屋・“教授”(クライヴ・オーウェン)の魔の手が忍び寄り、ジェイソンはマリーをイーモンらとともに避難させる。コンクリンから過去を聞き記憶を取り戻したジェイソンは、一切自分とは関わるな、と逃れ、CIA から見放されたコンクリンは刺客により殺される。数ヶ月後、開店準備をするマリーの元を、ジェイソンが訪れるのだった。

「ボーン・アイデンティティー」の解説

記憶をなくした工作員が襲撃されながらもアイデンティティーを取り戻すアクション・スリラー。監督はダグ・リーマン。原作は世界的ベストセラー作家ロバート・ラドラムの「暗殺者」。製作は「サイン」のフランク・マーシャル。音楽は「アイ・アム・サム」のジョン・パウエル。出演は「バガー・ヴァンスの伝説」のマット・デイモン、「ラン・ローラ・ラン」「ストーリー・テリング」のマリー・クルーツ、「ザ・リング」のクリス・クーパーなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2003年1月25日
キャスト 監督ダグ・リーマン
原作ロバート・ラドラム
出演マット・デイモン フランカ・ポテンテ クリス・クーパー クライヴ・オーウェン ブライアン・コックス アドウェール・アキノエ・アグバエ
配給 UIP
制作国 アメリカ(2002)
上映時間 119分
公式サイト http://www.uipjapan.com/bourne/index.htm
TV放映 2024年3月1日 テレビ東京 午後のロードショー
2023年12月31日 BS12 年またぎ映画祭

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-17

嵐の海で救助された男の背中には、銃弾の痕が。
その男は、記憶が全くなく、皮膚の下に埋め込まれたマイクロチップに、スイスの銀行口座が記されていた。

そこで彼は、ジェイソン・ボーンという自分の名前を知り、数種のパスポート、多額の現金を発見する。
そして、驚く間もなく、何者かに命を狙われるのだ。

その後、マリーという女性を道連れに、逃避行を続けながら、自分の過去を探る事になるのだが——–。

「バイオハザード」や「ロング・キス・グッドナイト」などは皆、特殊な能力を持った人物が、記憶を無くすという設定の物語だった。

これらの作品が、”主人公は何者か?”を一番の謎とするのに対して、この「ボーン・アイデンティティー」では、主人公のジェイソン・ボーンが、実はCIAのエージェントだという事を我々観る者は、最初から知っている。

最終更新日:2024-11-06 17:05:23

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