彼女たちの時間 作品情報

かのじょたちのじかん

女優になる夢を実現して着実なキャリアを重ねるナタリー(エマニュエル・ベアール)と、演劇をあきらめて地方都市で平穏な結婚生活を送るルイーズ(パスカル・ブシェール)。学生時代に絶交してから10年ぶりに再会した2人の間からは、過去のわだかまりは消えたように思えた。しかし、ルイーズのおせっかいな態度がナタリーを怒らせ、またしても不協和音が。だが恋人の演出家マティアス(ダニ・レヴィ)に出ていかれたナタリーは、失意の中、ルイーズを呼び寄せる。2人は同居を始めるが、ナタリーにはまたルイーズの存在が重荷になっていく。ある日、ルイーズは、昔、自分が手首を切ったのはあなたのためだったと、ナタリーに告白。2人は高揚した感情に押し流されて、裸で抱擁しあう。だが翌日、ナタリーの態度はまた冷淡に。やがて急性腹膜炎と判断されるナタリー。苦しむナタリーを、ルイーズは助けようとしない。そして、ナタリーの公演の日。終演後、2人はすれ違い、そのまま離れていくのだった。

「彼女たちの時間」の解説

女性同士の愛憎関係をリアルに描き出すドラマ。監督・共同脚本は、これが日本初公開作となるカトリーヌ・コルシニ。出演は「ブッシュ・ド・ノエル」のエマニュエル・ベアール、「月の瞳」のパスカル・ブシェール、「Go!Go!L.A.」のジャン=ピエール・カルフォン、「マーシャル・ロー」のサミ・ブアジラほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年11月9日
キャスト 監督カトリーヌ・コルシニ
出演エマニュエル・ベアール パスカル・ブシェール ダニ・レヴィ ジャン・ピエール・カルフォン サミー・ブワジラ マリル・マリーニ クレマン・エルヴュ・レジェ マルク・ポネット
配給 日活=トライエム・ピクチャーズ
制作国 フランス(2001)
上映時間 96分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「彼女たちの時間」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:40

広告を非表示にするには