ハンニバル(2000) 作品情報
はんにばる
全米中を震撼させたバッファロー・ビル事件から10年。ヴァージニアで勤務についていたFBI捜査官のクラリス・スターリング(ジュリアン・ムーア)は、麻薬売人イヴェルダ(ヘイゼル・グッドマン)をやむなく射殺したことで、マスコミやFBI内部から厳しい非難を浴びていた。そんな彼女の窮地に目をつけたのは、大富豪のメイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)。自分の顔をつぶしたハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)を執念で追跡していた彼は、政界入りを目指す司法省のポール・クレンドラー(レイ・リオッタ)を巧みに利用し、クラリスをレクター狩りの任務につける。一方、フェル博士と名前を変え司書をしつつイタリアのフィレンツェに潜伏していたレクターは、クラリスに手紙を送っていた。いよいよメイスンの報復チームが活動を開始。レクターを誘拐し豚のエサにする計画を練っていたメイスンだが、早々にその動きを察知したレクターは、メイスンと組んでいた刑事リナルド・パッツィ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)を殺害する。そこでメイスンは、クラリスを囮にして、レクターをおびき寄せる計画に着手。メイスン宅に拘束されたレクター。クラリスはレクターを奪還しようと救出に乗り込んだが、銃弾で肩を撃たれ、メイスンを豚に食わせ自分は無傷で生き残ったレクターの手で湖畔の隠れ家に運ばれた。やがてベッドで意識を取り戻したクラリスは、食堂で、レクターが生きた人間の脳味噌を料理しているのを目にして驚愕する。レクターはクラリスにキスし、その時クラリスは彼に手錠をはめるが、レクターは自分の手首を切断して逃亡するのだった。
「ハンニバル(2000)」の解説
医学博士の肩書きを持つ連続猟奇殺人鬼とFBI捜査官の女性の宿命的な対決を描く、大ヒット・スリラー「羊たちの沈黙」(91年)の続編。監督・製作は「グラディエーター」のリドリー・スコット。製作はディノ・デ・ラウレンティスとマーサ・デ・ラウレンティス。脚本は「スパニッシュ・プリズナー」のデイヴィッド・マメットと「シビル・アクション」のスティーヴン・ザイリアン。原作はトマス・ハリス。撮影は「グラディエーター」のジョン・マシソン。音楽は「グラディエーター」のハンス・ジマー。美術は「プランケット&マクレーン」のノリス・スペンサー。編集は「グラディエーター」のピエトロ・スカリア。衣裳は「グラディエーター」のジャンティ・イェーツ。出演は「羊たちの沈黙」に続き主演する「タイタス」のアンソニー・ホプキンス、「ことの終わり」のジュリアン・ムーア、「乱気流 タービュランス」のレイ・リオッタ、「トーマス・クラウン・アフェアー」のフランキー・R・フェイゾン、「星降る夜のリストランテ」のジャンカルロ・ジャンニーニ、「ライブ・フレッシュ」のフランチェスカ・ネリ、「地球は女で回ってる」のヘイゼル・グッドマンほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2001年4月7日 |
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キャスト |
監督:リドリー・スコット
出演:アンソニー・ホプキンス ジュリアン・ムーア レイ・リオッタ フランキー・フェイゾン ジャンカルロ・ジャンニーニ フランチェスカ・ネーリ ヘイゼル・グッドマン |
配給 | ギャガ=ヒューマックス |
制作国 | アメリカ(2000) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 131分 |
TV放映 |
2024年10月2日 テレビ東京 午後のロードショー |
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、2件の投稿があります。
P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2021-10-10
クラリス役が違うのは違和感しかない。前作よりグロさが増しています。最後の場面は衝撃的で夢に出てきそうです。前半がちょっと退屈でした。