バンパイアハンターD(2001) 作品情報
ばんぱいあはんたーでぃー
荘園主エルバーン家の令嬢・シャーロットが、貴族(バンパイア)マイエル=リンクに誘拐された。エルバーンは、バンパイアハンターとして名高い“D”に、娘を連れ戻すよう依頼するが、彼はまた賞金稼ぎのマーカス兄妹にも同じ依頼をしていた。さて、シャーロットを救出すべくマイエル=リンクの馬車を追うDは、マーカス兄妹やマイエル=リンクの3人の護衛、妖術師・ベンゲ、妖女・カロリーヌ、怪人・マシラとの攻防を繰り広げながら、次第にマイエル=リンクに迫って行く。そんな中、マーカス兄妹の末娘のレイラは、人間とバンパイアの混血=ダンピールという哀しい宿命を背負ったDに想いを寄せるようになり、ふたりはいつかどちらかが死んだら墓に花を手向ける約束をする。さて、マイエル=リンクの馬車が到着したのは、かつてバンパイア王と共に貴族の栄華の時代を築いた伯爵夫人・カーミラの住むシャイテ城。実は、マイエル=リンクとシャーロットは愛し合っており、ふたりは星々の果てにある貴族の安住の地“夜の都”へ、カーミラの力を借りて旅立とうと考えていたのだ。ところが、それはふたりの純愛を利用したカーミラの罠だった。その昔、あまりの残酷な性格の為にバンパイア王に滅ぼされていた彼女は、シャーロットの血で復活を遂げようと画策していたのである。だが、カーミラは駆けつけたDによって退治され、マイエル=リンクとシャーロットのふたりも船で星々の果てへ送られる。それから数十年後。レイラの墓碑の前に、花を手向けるDの姿があった。
「バンパイアハンターD(2001)」の解説
孤高の吸血鬼ハンターの戦いを描いた長篇アニメーション。監督は「MEMORIES EPISODE. 2 STINK BOMB 最臭兵器」の川尻善昭。菊地秀行の原作を基に、川尻監督自らが脚色。撮影監督に「X」の山口仁があたっている。声の出演にアンドリュー・フィルポットら。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2001年4月21日 |
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キャスト |
監督:川尻善昭
原作:菊地秀行 出演(声):アンドリュー・フィリップ ジョン・ラフター・リー パメラ・シーガル ウェンディー・リー マイク・マクシェイン ジュリア・フレッチャー マッタ・マッケンジー ジョン・ディマジオ アレックス・フェルナンデス ジャック・フレッチャー ジョン・ホステッター ドワイト・シュルツ メアリー・エリザベス・マクグリン ジョン・デミタ デビ・デリーベリー |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
制作国 | 日本(2001) |
上映時間 | 102分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-09-24
Bunkamuraミュージアムでチェコの画家のミュシャ展を観て居たら会場の最後のコーナーに本・天野喜孝のイラストレーションが展示されていた…。本展示はミュシャの影響力を一本の線描の魅力として伝えたもの何だなあ。アメリカン・コミックやロックのジャケット,雑誌の表紙やポスター迄何とも印象的だった