P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-16
今日のNHKラジオふんわりは自死の問題を取り上げて居る。ソフィア・コッポラ監督の本篇も死を取り巻く女の子の物語だった
ばーじんすーさいず
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今日のNHKラジオふんわりは自死の問題を取り上げて居る。ソフィア・コッポラ監督の本篇も死を取り巻く女の子の物語だった
主に男の子たちの目線で描いた青春ドラマがジョージ・ルーカス監督の映画〈アメリカン・グラフィティ〉だったとするならばソフィア・コッポラ監督のデビュー作の本篇は男の子等の視線と記憶と言う回想のstyleながらも女の子たちの内面に迫ろうとするmystery何だなあ🎵彼女の〈ロスト・イン・トランスレーション〉やボン・ジュノ監督の韓国映画〈パラサイト〉にも通じる文明批判のespritさえ感じられて,凄いんだ
スター・チャンネル3吹替え版で視聴。撮影エドワード・ラックマンが捉えた少年少女のportrait そしてyoungアダルトな学園小説を読んでいる見たいな憂鬱さと解放感が在るんだね。ガーリッシュなstyleには本篇の熱狂的なファンの映画サイトも
好きなポップスのLPレコードを暖炉にくべなさいと強要されたりと様々な締め付けと躾。其の息苦しさが一夜の断行へと彼女らを誘った…。最高の一夜の後に…。シリアスな実話をフェアリーテイルに換えて仕舞うソフィア・コッポラ監督の魔法の世界!
その上、青春群像劇と云う点では実際に起きた事件を元にした〈ブリングリング〉のスタイル何だろう🎵規則がらめで息も出来ない女子生活を求めた大人達へのせめてもの復讐或いはレジスタンスかも知れない!アナーキーで刹那的では在ったけれども…。音楽の映像としても美しい❗️
そして梢の間から見上げる空の永遠に戻って来ない彼女達への青春のレクイエム…。ビージーズのメロデイもダンスト嬢らのキュートさも心に響く、ソフィア・コッポラの劇映画の文字通りバージンな監督作品だった🎶
フルーティでガーリッシュな映画何だね🎵ソフィア・コッポラ監督版のアメリカン・グラフィティと言った処かな~。此の浮游感覚は性に目覚めるヤング・アタルト期の謎めいた子ども達の好奇心と不思議さ!最新作も此の延長線上に在るんだろう、きっと…。