マトリックス 作品情報
まとりっくす
近未来。コンピュータ・プログラマーのトーマス(キアヌ・リーヴス)は裏稼業ではネオと呼ばれる名うてのハッカーだったが、ある日、突然トリニティ(キャリー=アン・モス)と名乗る美女の接触を受け、彼女に導かれて、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)なる人物に会う。彼はトーマスが生きているこの世は、実はコンピュータが創造した仮想世界で、実際は彼らが造り出した巣の中で夢をみせられているだけだという恐るべき真実を告げる。トーマスことネオはコンピュータの支配を覆す救世主と目されて彼らの仲間に迎え入れられ、仮想空間でコンピュータと格闘できるだけの訓練を受けた。だが、モーフィアスに引き合わされた予言者(グロリア・フォスター)はネオに「あなたは救世主ではない」と告げた。ほどなく、コンピュータの手先であるエージェント・スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)に籠絡されたサイファー(ジョー・パントリアーノ)の裏切りで、仲間は次々に消され、モーフィアスは敵の手中におちる。ネオは自分は救世主ではないとトリニティに事実を告げながらも、モーフィアスを救出するため、エージェント・スミスらの元に彼女と共に乗り込む。見事モーフィアスを救出したネオだが、そこにエージェント・スミスが立ち塞がった。激闘の末、脱出のためにマンションの一室に逃げ込んだネオはスミスの銃弾の前にあえなく倒れる。だが、ここで奇跡が。予言者はトリニティに彼女が愛する者が救世主となると告げていたのだ。そして彼女はネオを愛するようになっていた。かくしてここにネオは救世主として再生し、スミスらを倒し、新たにコンピュータに戦いを挑んでいくのだった。
「マトリックス」の解説
仮想現実空間を創造して世界を支配するコンピュータを相手に戦いを挑む男の死闘を描いたSFアクション。監督・脚本は「バウンド」のラリーとアンディのウォシャウスキー兄弟。製作は「リーサル・ウェポン4」のジョエル・シルヴァー。製作総指揮は「フェイス/オフ」のバリー・M・オズボーン、「ダーク・シティ」のアンドリュー・メイソン、「プラクティカル・マジック」のブルース・バーマン、「ディアボロス 悪魔の扉」のアーウィン・ストフ、ウォシャウスキー兄弟。撮影のビル・ポープ(「グリッドロック」)、音楽のドン・デイヴィス(「ロスト・イン・スペース」)、編集のザック・ステインバーグは「バウンド」に続く参加。美術はオーウェン・パターソン。衣裳は「ヘンリー五世」のキム・バレット。カンフー指導は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ、「ブラック・マスク 黒侠」(監督も)など、香港武侠アクションの第一人者ユエン・ウーピン。出演は「ディアボロス」のキアヌ・リーヴス、「イベント・ホライゾン」のローレンス・フィッシュバーン、「サボタージュ」のキャリー=アン・モス、「プリシラ」のヒューゴ・ウィーヴィング、「バウンド」のジョー・パントリアーノほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1999年9月11日 |
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キャスト |
監督:アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス ローレンス・フィッシュバーン キャリー・アン・モス ヒューゴ・ウィーヴィング グロリア・フォスター ジョー・パントリアーノ マーカス・チョン ポール・ゴダード ロバート・テイラー ジュリアン・アラハンガ マット・ドーラン ベリンダ・マクローリー アンソニー・レイ・パーカー |
配給 | ワーナー・ブラザース映画(製作協力*ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ=グルーチョ=・フィルム・パートナーシップ) |
制作国 | アメリカ(1999) |
上映時間 | 136分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「真鳥X、fly(ドキドキ)!!」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-12-13
飛ぶ時の台詞が、「ドキドキ」、所々に、日本語、道場が、日本的、極めつけは、全身黒ではなく、全体的に東洋人のように、髪いろも黒くしてある。
昔、配信で、シリーズを見直していたが、やはり、IMAXで鑑賞すると、全然違う。
正に、自分自身も間近でバーチャル体験している感覚を覚える。
ネオが、覚醒するシーンは、鳥肌もの。
正に、ネオネオン(新たな復活)。