レ・ミゼラブル(1998) 作品情報

れみぜらぶる

1812年のフランス。仮出獄したジャン・バルジャン(リーアム・ニーソン)は老司教(ピーター・ボーン)のところから銀食器を盗み警察に捕まるが、この出来事でバルジャンの心は変化する。9年後。バルジャンは市長になっていた。そこへかつて彼に鞭をふるったジャベール警部(ジェフリー・ラッシュ)が赴任してきた。その頃、職を追われたファンテーヌ(ユマ・サーマン)は娼婦となったが、いさかいで逮捕されてしまう。事情を知ったバルジャンは病身の彼女を手厚く看護する。同じ頃、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、自分が本物のバルジャンだと名乗り出る。再び追われる身となった彼は死の淵のファンテーヌに娘を引き取ることを誓う。彼女の娘コゼットを連れ出しパリへ潜入し、修道院の庭師として働くことになった。10年後、二人は俗世界に居を構える。そこでコゼット(クレア・デーンズ)は青年革命家のリーダー、マリユス(ハンス・マセソン)と愛し合うようになる。市街戦が起こり、マリユスらに囚われたジャベールをバルジャンは解放する。だが今度は負傷したマリユスを背負ったバルジャンをジャベールが逮捕する。死を決意したバルジャンが目にしたものは、自ら川に身を投げるジャベールであった。

「レ・ミゼラブル(1998)」の解説

ジャン・バルジャンの波乱万丈の人生を描いた大河ロマン。ビクトル・ユーゴーの名作『ああ無情』の映画化。監督は「ペレ」「愛と精霊の家」の名匠ビレ・アウグスト。脚本は「死と乙女」のラファエル・イグレシアス。製作は「マイ・ビューティフル・ランドレット」のサラ・ラドクリフと、「山猫は眠らない」のジェームズ・ゴーマン。撮影のイェルゲン・ぺーション、編集のヤヌス・ビレスコフ=ヤンセン、美術のアンナ・アスプはアウグスト作品の常連。衣裳は「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」のガブリエラ・ペスクッチ。出演は「マイケル・コリンズ」のリーアム・ニーソン、「シャイン」のジョフリー・ラッシュ、「ガタカ」のユマ・サーマン、「レインメーカー」のクレア・デーンズほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1999年2月6日
キャスト 監督ビレ・アウグスト
原作ヴィクトル・ユーゴー
出演リーアム・ニーソン ジェフリー・ラッシュ ユマ・サーマン クレア・デインズ ハンス・マセソン レイ・ブリノフソン ピーター・ボーガン
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
制作国 アメリカ=デンマーク(1998)
上映時間 133分

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最終更新日:2022-10-14 20:38:13

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