ミル・マスカラス 愛と宿命のルチャ 作品情報
みるますからすあいとしゅくめいのるちゃ
1960年のメキシコ・シティ。セルヒオとホエルはドラゴンI&IIというリングネームでタッグを組む人気のルチャ・ドールだ。世界チャンピオンへの出場権を獲得できる試合が近づいているのだが、悪徳プロモーターのドン・ホセ(ノエ・ムラヤマ)は運営費が足りないという理由で給料をカットすると皆に宣言。協会へ訴えようとしたレスラーを手下を使って半殺しにする。激怒したセルヒオとホセは、何故か剣道の防具を身につけて手下たちに竹刀で制裁を加える。そんなある日、とうとう2人の対決が実現した。激しいファイトを繰り広げ、優勢に立ったセルヒオはホエルを鉄柱に何度も打ちつけて勝ち、ホエルは病院に運ばるが死んでしまう。ヤケ酒をあおっていたセルヒオの前にホエルの狂信的なファンが現れ、ホエルを撃ち殺す。残されたホエルの妻アレハンドラ(モニカ・プラド)は息子のギードを連れてヒューストンにいる兄の元へ去る。時は過ぎて1989年のメキシコ。成長したセルヒオの息子ホルヘはドス・カラスという人気のレスラーとして活躍していた。そこへドンが対抗馬としてアメリカから雇い入れたメキシコ系アメリカ人のレスラーが現れた。ザ・グレイト・ギード(アルフレド・グティエレスエル・グレコ)と名乗るこの青年こそ、あのホエルの息子であった。ギードの母親であるエステラ(ダシア・ゴンザレス)もアレハンドラも不運な出会いになす術もなかった。選手権当日。勝者が王者ミル・マスカラスと対決することが出来るとあってホルヘとギードの戦いもヒートアップし、ギードが勝利を収める。しかしドンがマスカラスに八百長をするよう要請、それに対して彼は「試合は正々堂々とやるものだ」と一蹴。結局、マスカラスはギードを倒したのだった。
「ミル・マスカラス 愛と宿命のルチャ」の解説
メキシコプロレス=ルチャ・リブレのスターたちがリング内外で活躍するプロレス映画。監督はフェルナンド・ドゥラン・ロハス。製作はアロン・ロドリゲス。脚本はカルロス・バルデマル。撮影はアルマンド・カスティジョン。音楽はラファエル・カリオン。編集はマックス・サンチェス。出演は国民的英雄であるミル・マスカラスや、ドス・カラス、ドラゴンI&II、フィッシュマン、スコルピオといった実在のメキシカン・レスラーが総出演。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1998年9月12日 |
---|---|
キャスト |
監督:フェルナンド・ドゥラン・ロハス
出演:ミル・マスカラス ドス・カラス ドラゴンワン ドラゴンツー Noe Murayama モニカ・プラド Dacia Gonzalez |
配給 | イーサン |
制作国 | メキシコ(1988) |
上映時間 | 90分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「ミル・マスカラス 愛と宿命のルチャ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。