白痴(1946) 作品情報
はくち
心の病を抱えるムイシュキン公爵(ジェラール・フィリップ)はスイスでの療養を終えペテルブルグの将軍家のもとへやってきた。将軍家では娘のアグラーヤ(ナタリー・ナティエ)と大地主トーツキイ(ジャン・ドビュクール)、トーツキイの元愛人ナスターシャ(エドウィージュ・フイエール)と将軍の秘書ガーニャ(ミシェル・アンドレ)の結婚話が進んでいた。ナスターシャを不幸な女性と直感したムイシュキンは彼女を助けようとするが、純真さゆえの彼の言動は逆に周囲の人間を混乱させるだけだった。ナスターシャはムイシュキンに惹かれつつも商人ロゴージン(リュシアン・コエデル)に金で囲われ、アグラーヤはムイシュキンに好意を持つ。彼をめぐるナスターシャとアグラーヤの対立は深まり、ロゴージンの嫉妬も手伝って事態は予期せぬ方向へ展開していく。
「白痴(1946)」の解説
無垢な青年が直面する現実をつぶさに描いた人間ドラマ。監督は「罪と罰」のジョルジュ・ランパン。脚本はドストエフスキー原作の小説『白痴』を基に「嘆きのテレーズ」のシャルル・スパークが執筆。撮影は「モンパルナスの灯」のクリスチャン・マトラ。音楽はモーリス・ティリエ。出演は「パルムの僧院」のジェラール・フィリップ、「青い麦」のエドウィージュ・フイエールほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1998年11月28日 |
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キャスト |
監督:ジョルジュ・ランパン
原作:ピョートル・ドストエフスキ 出演:ジェラール・フィリップ エドウィジュ・フィエール リュシアン・コエデル ジャン・ドビュクール ナタリー・ナッティエ ミシェル・アンドレ モーリス・シャンブルー |
配給 | セテラ |
制作国 | フランス(1946) |
上映時間 | 98分 |
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