新・欲望の街97 古惑仔最終章 作品情報
しんよくぼうのまちくうじゅうななこわくちゃいさいしゅうしょう
フェイ(アンソニー・ウォン)の妹KK(チョン・マンチー)と古惑仔のイー(マイケル・ツェー)の結婚式の数日後、ナン(チェン・イーキン)たち洪興社の幹部はタイに飛んだ。殺されたボスの弟チャン(アレックス・マン)に、新たなボスとなることを要請するためだ。チャンは空席となっている屯門のボスを決めることを重視し、サンカイ(チャン・シウチョン)と屯門出身のサンファン(チャン・チーファイ)を候補に、2ケ月間この地で業績を競わせた上、選挙で決定することを指示した。しかし、ナンたち古惑仔が抱えている問題は複雑だった。やくざとしての成功を望むサンカイと、恋人サイを殺され、やくざ生活に嫌気がさしているナンとの間に亀裂が生じたのだ。そんなサンカイを尻目に、強烈な個性を持つサンファンは、ナンたちに恨みを持つ洪興社のライ(ナム・イン)と、敵対組織・東星社のユウ(チョン・イウヨン)をバックに付けて激しく台頭していた。一方サンカイは、主催しパーティがサンファンのパーティに惨敗するなど、全く旗色が悪い。そんな中で、ナンはヤン(ミシェル・リー)という女性と出会い、サンカイは牧師(ラム・ソーンイー)の娘シュクファン(カレン・モク)への愛情を深めていた。ある夜、ユウたちがイーを襲い、KKは犯され、イーはビルの窓から落とされて殺される。亡骸にしがみつき、泣き叫ぶナンとサンカイ。屯門の映画館を会場にした、新たなボスを決定する議論は白熱していた。事実を曲げてナンとサンカイを批判し続けるサンファンの後ろには黒幕ユウがいた。やがて、洪興社の十三妹(サンドラ・ン)が駆けつけ、サンファン、ライ、ユウの陰謀が暴露された。一味は一網打尽にされ、晴れてサンカイが屯門のボスに決まった。
「新・欲望の街97 古惑仔最終章」の解説
香港に続いて日本でもヒットし、チェン・イーキンとチャン・シウチョンという新しいスターを生み出したクールでスタイリッシュな青春群像劇のシリーズ第4作。監督・撮影のアンドリュー・ラウ、製作・脚本のマンフレッド・ウォン、音楽のクラレンス・ホイ、編集のマー・コーと主要スタッフは前作「新・欲望の街/古惑仔疾風、再び」と同じ。キャストもチェン・イーキン、チャン・シウチョンの主演コンビをはじめ前作同様。前作に続いて「食神」のカレン・モクがレギュラーに加わり、「天使の涙」のミシェル・リーが新たなヒロインとして登場。さらに「ゴッド・ギャンブラー4」「アンディ・ラウ/仁義なき抗争」のアレックス・マンが洪興社の新しいボスを演じ、チェン・イウヨンが前作とは対照的に冷徹な悪役に扮している。他に『ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝』(V)のサンドラ・ンほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1997年11月1日 |
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キャスト |
監督:アンドリュー・ラウ
原作:カウ・マン ディッキー・ヤウ 出演:イーキン・チェン ジョーダン・チャン ジェリー・ラム マイケル・ツェー ジェイソン・チュー アレックス・マン ミシェル・リー サンド・ラン ラム・ソーンイー カレン・モク ナム・イン ロイ・チョン チャン・チーファイ チョン・マンチー アンソニー・ウォン |
配給 | 彩プロ配給(バップ提供) |
制作国 | 香港(1996) |
上映時間 | 98分 |
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