仔象は死んだ 作品情報

こぞうはしんだ

「仔象は死んだ」の解説

アメリカ公演でも好評を博した安部公房スタジオ最後の演劇『仔象は死んだ』を再構成した映像作品。舞台からVTRへ、そして16ミリのフィルムへと変化させる過程で“イメージの展覧会”と称される原作に、新しいイメージが増幅していく。原作にある「白い布」が夢を見るイメージは、淀川長治に「この大胆な超大白布効果演出……その白布のあちこちがふくらんできて、とんがってきて……その先に小さな色ランプが光るとこれはもう幻覚だ。美術のマジックだ」と絶賛された。原作・脚本・監督のみならず、音楽も安部公房が担当。1980年12月1日(月)から9日(火)まで、池袋にあったStudio200にて、計12回の有料試写会が行われ、1971年に安部が原作・脚本・監督を務めた「時の崖」と併映された。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2024年8月18日
キャスト 監督安部公房
原作安部公房
出演山口果林 伊藤裕平 岩浅豊明 条文子 寺田純子 八幡いずみ 平野稚子 塩田映湖 佐藤正文 加藤斉孝 沢井正延 金学隆 垂木勉 藤原俊祐 大塚洋 綾城明
制作国 日本(1979)
上映時間 54分

(C)Abe Estate 協力:JAPAN UNI Agency Inc., Tokyo

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-10-10

今日のNHKCultureラジオ文學の世界は安部公房①国語の教科書の中にも在る小説・手,戦争諷刺の寓話はシュールレアリスム

最終更新日:2024-10-20 16:00:01

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