男はつらいよ 寅次郎の告白 作品情報
おとこはつらいよとらじろうのこくはく
寅次郎の甥・満男が想いを寄せる泉が東京の大手楽器店に就職のための面接に再び上京。それと同時に寅次郎も、柴又へ帰って来た。久しぶりに皆で楽しい一時を送る泉。翌日、泉の会社訪問に付き添う満男だったが、結局、就職はうまくいかないまま泉は静岡に帰ってしまう。また寅次郎も再び旅に出、日本海沿岸の鳥取へと向かった。ところがそこで偶然泉と再会する寅次郎。母親の再婚を素直に喜べない泉は、その寂しさを紛らすために鳥取まで来たのだった。一方、そのことを彼女からの絵葉書で知った満男も鳥取へと向かい、泉と再会。寅次郎はふたりと共に、かつて恋したことのある聖子が営む旅館へと案内する。そしてそこで聖子の亭主が死んでしまっていたことを知る寅次郎。四人で楽しい日々を過ごすが、ようやく母親の再婚を祝福する決心がついた泉は、満男と共に静岡へと戻る。寅次郎も結局、聖子に想いを告白出来ないまま、鳥取を後にするのだった。
「男はつらいよ 寅次郎の告白」の解説
甥っこの恋の手ほどきに奮闘する寅さんの奮闘を描くシリーズ第44作。原作・脚本・監督は「息子(1991)」の山田洋次。共同脚本は同作の朝間義隆。撮影は同作の高羽哲夫と「おあずけ」の花田三史が共同でそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1991年12月23日 |
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キャスト |
監督:山田洋次
原作:山田洋次 出演:渥美清 倍賞千恵子 後藤久美子 吉岡秀隆 吉田日出子 夏木マリ 下絛正巳 三崎千恵子 前田吟 太宰久雄 佐藤蛾次郎 笠智衆 関敬六 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(1991) |
上映時間 | 112分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-09-20
この映画を観て、とても感動した。私は記者時代に鳥取とご縁があり、その後、パワースポットとして有名な神社ともご縁があった。だからこの映画は関心があったのだ。これはストーリーが面白すぎると思った。恋の手ほどきということだが、ひじょうに共感できるところがいっぱいあった。私は山田洋次監督の大ファンである。渥美清さんはまさに天才であり、演技は素晴らしい。後藤久美子さんはとびっきりの美人だ。大好きだ。