P.N.「2501計画・魔法のトリック素」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-10-07
作品は、まるで、命が吹き込まれたような、独特の描写で、世界が、唸るのも理解できる。
間の取り方、演出は、当時、自由で混沌として賑わっていた香港と言う設定はあるが、日本感も失っていない。
『アキラ』が、アトムなら『ゴースト・イン・ザ・シェル』が、元素、ウランちゃんとなるだろう?
ある意味預言的である作品、情報統制が進む中国
の今を思わずにはいられない。
日本も、無料アプリが、中国への流出があるくらい、スマホなどで、スマホ脳なるモノに、操られたような人間が増える世界、ある意味リアリティを感じる。
自ら光る恒星(人形使い)が、消える前に、素子に、統一し、新たに生まれ変わる。
電気的な刺激で、活動する脳も、人間が、無意識に生きていたのでは、人形使いに操られて生きるようになるだろう?
2501(自ら創造する)人形使いと統一した素子のように、自由を手にするのか、単なるスマホ脳のまま、与えられる記憶(幻想)で生きるのか?
変革の時、選択を迫られている。