悪魔と拳銃 作品情報
あくまとけんじゅう
銀座に近い真夜中の空地で、一人の男が箱を埋めていた。と、銃声が聞え、隣の事務所の二階から人が落下した。間もなく、鉄ハシゴを降りて来る男は左肩下りの後姿を残して消えた--。殺された村瀬に三十万円払った安藤にはアリバイがあった。だが、この二人が取引していたレストランには、矢田という男がいたのを誰も知らない。矢田の事務所に、梶という男がやって来た。矢田の金庫からコルトを盗み出した野郎を探し出してやるという。箱を埋めていた男、すなわち矢田の金庫からコルトを盗み出した三木が捕えられた。危険を感じた矢田は、梶の手配したモーターボートで、東京湾の孤島へと向った。二人が、上陸すると、左肩を下げた男・下条が現われ、梶に向って一発ぶっ放した。「野郎はサツの犬だぞ」と叫んだ。それを聞いた矢田が、梶にぶつかっていった。そこへ、あらかじめ梶から知らせを受けていた警官隊が、いちはやく駈けつけ矢田と下条を捕縛した。
「悪魔と拳銃」の解説
実在した犯罪を、オール・ロケで再現しようというドキュメント風な犯罪映画。脚本・西沢治、監督・高見貞衛、撮影・花沢義之。森山周一郎・武藤英司・近衛敏明などが出演している。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:高見貞衛
出演:近衛敏明 飯田覚三 奥脇法彦 森山周一郎 武藤英司 大塚周夫 富田耕吉 渡真二 田代恭二 南波バッカク 高野二郎 木南清 片山節子 高杉哲平 飯島淑子 |
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配給 | 新東宝 |
制作国 | 日本(1959) |
上映時間 | 46分 |
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