P.N.「梅林」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-09-01
小学校4年生のころ、当時はテレビが普及してなく、映画館もありましたが、入場料が高くなかなか行けませんでした。そこで当時は新聞販売店を通じて、公民館で無料で上映して頂きました。
そこで上映されたのが、女中ツ子という題名の映画でした。
私はまだ4年生でしたので、主人公の初役の左幸子さんのようなな先生がいたらと思ってました。
また、東京のような都会に憧れました。
もう一人の主人公の勝美(伊庭輝夫)はブルジョア家庭に生まれて、恵まれていることが、とても羨ましいと思いました。
それから、50年程前にテレビで放映されましたが、小学生の時と比べて、感じ方が変わりました。それは家庭が恵まれ過ぎて、親子の関係が冷たく、欲しい物をすべて与えることに抵抗感を感じました。
数年前、再びビデオで見ました。こんな子育てでは、ろくな子に育たないと感じました。何か凄く腹が立って来ました。
ところで、現在は女中ツ子とは言わず、お手伝いさんと言います。
最後に左幸子さんの演技は今の若い人に見習って欲しいものです。