戦国秘聞 作品情報

せんごくひぶん

明智光秀は信長を本能寺に斃したが、秀吉の逆襲に敗走し、小栗栖長兵衛の竹槍に仆れた。細川忠興の妻玉子は光秀の娘だった。忠興は秀吉の怒りを恐れ、玉子を尼寺に蟄居せしめた。光秀を殺した長兵衛は玉子をも殺し、一層有名になろうとしたが、警護の士に捕えられる。玉子は彼を殺そうとした時、侍女清原に「汝の敵を愛せよ」と説かれ、信仰の目を開いた。天下を統一した秀吉は諸大名を集めた祝宴の日に、玉子に言いよったが彼女の智勇と貞節に拒絶される。秀吉は九州の切支丹大名征伐のため、高山右近や小西行長の連合軍を派遣し、忠興も参加せしめた。九州征伐が終る頃、忠興は秀吉が切支丹迫害の意図を持つことを知り、弟の興元を急ぎ大阪に帰したが、すでに玉子は邸内に礼拝堂さえ設けていた。秀吉は切支丹弾圧令を発布し、細川の留守宅は表門を閉された。その圧迫の中で玉子は洗礼を受け、ガラシヤと名を改めた。忠興は妻に改宗を迫ったが、彼女の堅い信仰は動かなかった。秀吉の死後、忠興は関ケ原で徳川の陣営に走り、石田三成は忠興の留守宅を襲った。ガラシヤ夫人は燃え上る礼拝堂で静かに生涯を終った。

「戦国秘聞」の解説

ホイベルス神父の原作を製作者の御手洗彦麓が脚色し、大岩大介が第一回の劇映画として監督、撮影は「たん子たん吉珍道中 三部作」の山中晋である。主演のマリア・ミタライは往年のスタア五月信子である。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督大岩大介
原作H・ホイベルス
出演山村聡 柳永二郎 高田稔 山形勲 薄田研二 山内明 河野秋武 三島雅夫 小林重四郎 伊井友三郎 マリア・ミタライ 滝花久子 上田正世 ビアンキ神父 ロンゴ神父 大国一公 松井良輔 月園澄枝 水城蘭子
配給 共和映画
制作国 日本(1955)
上映時間 89分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:48

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