或る女(1954) 感想・レビュー 1件

あるおんな

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P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2026-01-28

私はこの映画を観て、とても感動した。これはこれは何よりも一人の女を通して、人生とは何かについてあらためて、しっかり考えさせてくれたからだ。私は元々、有島武郎さんの大ファンだ。有島武郎さんの一房の葡萄から始まり、小さき者へ、生まれ出づる悩みなどを読んだ。特に小さき者へはあまりにも衝撃的で何度も繰り返し読んだ。そしてある女を読んで、早月葉子という女性が大好きになった。それだけにこの映画はひじょうに興味深かったのだ。加賀乙彦さんはある女の小説について、早月葉子と言えば、あああの女性だと、きっかりした像が生き生きと目の前に現れてくる、と仰っているが、ほんとにこの映画を観ても早月葉子という女性があまりにもインパクトがあるのだ。素晴らしい作品だと思う。

最終更新日:2026-02-02 02:02:22

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