飛びだした日曜日 作品情報
とびだしたにちようび
「飛びだした日曜日」の解説
戦時中航空教育資料研究所で現東宝技師長岩淵喜一が研究した立体映画方式(トービジョン)第一回作。二台のカメラに両眼の視差を与えて撮影、映写の際偏光板装置のうえ、金属性スクリーンにうつすというナチュラル・ヴィジョン、トリオプティコンと同種の方式である。観客はポロライド眼鏡をつける。(詳細は本誌62号「トービジョンの話」参照)。脚本・監督村田武雄によるこの作品は「飛びだす」効果をより強いものにするため、遊園地に舞台をとって遊動円木、飛行機、ブランコ等の活用をはかっている。大助、京子たちの十代の少年少女が遊園地にでかけ、一日をたのしく遊びくらすという梗概である。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:村田武雄
出演:井上大助 青山京子 上田猛 持田和代 森啓子 肥田正道 莊田千種 |
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配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(1953) |
上映時間 | 10分 |
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