P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-10-01
長い間、悪役に甘んじてきた若山富三郎を鶴田浩二、高倉健に次ぐ、東映の大スターにした「極道」シリーズの1作目の作品で、1968年のこの「極道」から、1974年の「極道VSまむし」まで計11本が製作された。
釜ヶ崎の愚連隊上がりの極道・島村清吉が、持ち前のガムシャラな腕と度胸で、ヤクザ組織に立ち向かっていくというパターンだ。
島村清吉は、大阪中を自分の縄張りにしようという、とてつもない欲と望みを燃え立たせ、踏まれても蹴られても、根性むき出しの闘志でヤクザの大組織をブチ破って行く痛快篇だ。