秋刀魚の味(1962) 感想・レビュー 3件

さんまのあじ

総合評価5点、「秋刀魚の味(1962)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-12-18

何時もながらに斉藤高順の映画音楽の調べが心地好く,映画〈彼岸花〉のカメラ位置や赤い色彩の静物画風なポイントにも注意を払いつつ視聴…。山田洋次監督のオマージュ作品〈東京家族〉も想い浮かべながら

P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-01-11

地元TV局夕方の再放送時間帯で毎日『水戸黄門』がオンエア中である。只今放送中のものはかなり古いシリーズで黄門さまは初代東野英治郎さん。東野英治郎さんは、”ひょうたん”というあだ名の元漢文教師であり、小さな中華料理店「燕来軒」のおやじ。婚期を逃した娘(杉村春子)と二人暮らしの役である。映画撮影手法や物語についてアレコレ言う気はない。ただひたすら懐かしいのである。この手の映画に接すると、初めて映画館で見た時の思い出、当時の世相、家族や学友のことなど様々な自分の歩んできた人生がオーバーラップしてきて泣けてくる。もうすぐ平成も終わり。益々昭和は遠くなっていく。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-14

本編を、偶然に秋刀魚焼き定食を食べながらのテレビ視聴と相成った…。一体〈秋刀魚の味〉とはどんな味なのか?映画に秋刀魚のシーンが有る訳では無い!娘を嫁にやる嬉しさと一抹の淋しさ、一入の感慨なのか…。ロー・アングルの映画美術泣かせの、其のカメラは天井部分の家屋の照明器具をも入れて娘の居なく為った部屋を、廊下を、懐かしく掴みとる様に追ったー。この想いは、或いは其の続きは後に、笠主演の山田太一シナリオの名作ドラマと為るでであろう。

最終更新日:2024-10-18 02:00:07

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