人間狩り(1962) 感想・レビュー 1件

にんげんがり

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P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-12-13

「人間狩り」は、松尾昭典監督、星川清司原作・脚本による社会派ドラマの佳作だ。

敏腕刑事の長門裕之が、時効寸前に、今は妻子と平和な暮らしをしている大坂志郎の殺人犯を探し出し、同僚が止めるのも聞かず、逮捕しようとするが、その時、駅の時計が時効切れを告げるのだった。

長門裕之の恋人に渡辺美佐子、殺人犯の娘に中原早苗が出演して脇を固め、刑事の執念の非人間性を、単にヒューマニスティックな批判としてではなく、行為に賭ける男の魅力も容認しつつ、立体的に描いた作品だと思う。

最終更新日:2024-04-27 02:00:05

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