P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-05-14
この映画「紅の拳銃」は、21歳の若さで事故死した、日本のジェームズ・ディーンこと赤木圭一郎の遺作。
殺し屋の教育係(垂水悟郎)が、若い男(赤木圭一郎)をスカウトし、一流の拳銃使いに育てて、犯罪組織に売り込む。
男はある組織のボスの暗殺を依頼され、複雑な対立に巻き込まれていく。
垂水が赤木に拳銃の使い方を教える講義は、銃の構造図も交えた本格的なもので、興味深いものがある。
また赤木が拳銃の腕前を披露するシーンでは、後の「ダーティハリー2」に出てくるような、動く標的を使用し、サスペンスを盛り上げている。