P.N.「霧の小次郎」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-05-21
当時私は遠洋漁業の乗組員だった。この映画は長い航海を終えて入港中の映画館で観てとても感動した。李ラインでは韓国警備艇による拿捕が繰り返されていて、海上保安艇の必死の割り込みで警備艇をかわしていた。遠洋マグロでもインドネシア警備艇からの銃撃があった。北方でもソ連警備艇からの銃撃等日常茶飯事だった。とにかく遠洋航海での操業は命がけと言っても過言ではないと思う。実際に死者も出ていたからだ。海上保安官と漁師はこの時ほど一体に感じたことはない。