青春讃歌 暴力学園大革命 作品情報
せいしゅんさんかぼうりょくがくえんだいかくめい
隅田川の東には城明第三高校、光国学園、東南高校の番長グループがあり、縄張り争いは城明がリードしていた。三月、卒業式が終わり、城明の次期番長に、成績優秀、スポーツ万能で正義感溢れる天田功が任命された。新学期、校庭の掲示板に番長の就任挨拶が貼られていた。“我々は生徒会を補佐し、学内を勉学の砦とする……”。この就任挨拶は生徒会長の川島ら生徒たちに恐怖を抱かせ、校長たちは成績優秀な天田が番長になったことに驚いた。だが、女生徒たちには天田は人気抜群で、なかでも泉由加とテニス部の星清美は好意を抱いていた。ある日、盛り場を歩いていた天田と番長グループに与太学生が絡んで来たため、天田は相手を痛めつけた。これを目撃した川島は、翌日、掲示板に天田の暴力を非難した貼り紙を貼った。この貼り紙を読んだ清美も鋭く天田を非難した。天田は母親に早く死なれ、父に育てられた。清美は父親が交通事故で死に、母と兄の武夫との三人暮し。互いに似た境遇の二人の心はいつしか振れ合うものがあった。しかし、清美と天田の仲を嫉妬した由加は、清美を騙して光国学園の番長グループの杉江たちのところへ連れて行った。彼らは清美を犯し、体を汚されてしまった清美は自殺した。清美の葬式の翌日、川島は天田の部下にしてくれと頼み、天田は承諾した。やがて天田は、光国学園に挑戦状を叩きつけ、双方が荒川べりに集合した。天田と杉江の番長同志の凄絶な死闘。清美の復讐に燃える天田は、杉江をナイフで刺し殺そうとした時、川島が止めた。翌日、城明第三高校正門前で、天田と川島は手を握り合い、天田は川島に新しい番長道を教えてくれと頼むのだった。
「青春讃歌 暴力学園大革命」の解説
番長道にのっとり暴れまくる番長を主人公にした青春映画。脚本は波多雅史と田口勝彦、監督は「若い貴族たち 13階段のマキ」の内藤誠、撮影は「大脱獄」の出先哲也がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1975年6月7日 |
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キャスト |
監督:内藤誠
原作:本宮ひろ志 出演:星正人 滝田裕介 長谷直美 青木和子 佐藤佑介 江川ひろし テレサ野田 久地明 神有介 日の下金太郎 長谷川良文 舟久保信之 矢島洋子 折原真紀 富士谷ひろみ 渡辺一恵 五十嵐のり子 木島あかね 津森正夫 荻原真二 河合絃司 滝恵一 滝波錦司 桑山正一 岩城滉一 川城家継 渡辺義文 長岡義隆 ガッツ石松 林寛子 村野武範 |
配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1975) |
上映時間 | 78分 |
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