P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-11-11
敗戦後もどっこい生きて居る庶民を若者たちの姿を力強く映し出した本篇は製作に名匠監督山本薩夫の名前が。新国立美術館「話しているのは誰 芸術と文學」展には沖縄出身のartist山城知佳子のショートフィルムの映像作品〈チンビン・ウエスタン家族の表象〉が出品されて居て現代の沖縄開発,米軍基地の存在,琉球王朝時の語り部を家族劇のストーリーに構成していて反響を呼んだ~
おきなわ
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敗戦後もどっこい生きて居る庶民を若者たちの姿を力強く映し出した本篇は製作に名匠監督山本薩夫の名前が。新国立美術館「話しているのは誰 芸術と文學」展には沖縄出身のartist山城知佳子のショートフィルムの映像作品〈チンビン・ウエスタン家族の表象〉が出品されて居て現代の沖縄開発,米軍基地の存在,琉球王朝時の語り部を家族劇のストーリーに構成していて反響を呼んだ~
東中野で観ました。ここ最近、辺野古の運動に関わっている立場から観ましたが、沖縄米軍基地問題が分かりやすく凝縮された内容で、当時だからこその事情が描写されながらも、今現在も受け継がれていることがよく分かります。
俳優の演技も抜群揃いで、心に訴えるものがとても大きかったです。
できればカラー映画にして欲しかったですし、リバイバルならカラー化してもらいたかったです。