女王蜂(1978) 感想・レビュー 5件

じょおうばち

総合評価4.4点、「女王蜂(1978)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-11-03

市川崑監督作品を視る時の愉しみに題字のタイポグラフィーの工夫が先ず挙げられる。その上,人物close UPが短いショットでインサートされる細やかな編集作業上のcut割り。又,女優が一際美しいのも特徴何だ

P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2019-05-03

原作は横溝ものには珍しい、華やかで活劇仕立てのミステリー。映画はこれまでの集大成を思わす豪華な俳優陣。サントラも素晴らしい。細やかで市川監督らしい演出は心地好い。問題は二カ所。まずは、那須と京都の舞台転換がわかりにくく時系列が混乱すること。テロップだけでは不足。移動の車中などを効果的に取り入れたり、方言を活かすなど、時間・空間をしっかり視聴者に植え付けねば、事件の根幹がぼやけはしないか。次に新人中井と仲代の演技の温度差。二人の微妙で繊細な関係性が物語の主軸ゆえ、この対称的な演技は見ていて歯痒い。仲代はセリフ棒読みオーバーアクト。中井は文化祭レベル。どっちもどっち。以上がクリアされれば(致命的とは言え)、個人的には、横溝作品の中で一番派手でエンターテイメントなミステリー映画になったと今でも思う。脚本ママでリメイクを望む。智子役には有村架純、浜辺美波あたり。欣造にはそれこそ中井貴一が適役では?ちなみに神尾女史は宝塚女優を是非!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-01-17

そして本・市川崑監督の手塚治虫原作の映画「火の鳥」は実写とアニメーションの合成部分に工夫を凝らした作品だったんだ。生前に手塚治虫氏とは,新聞社主催の交通安全ポスター展会場で或いはNHKstudio等でもお見掛けした事が在った。夏の課題の理科の実験発表では〈米の観察記〉よりも〈百日紅の観察〉に痛く興味を示していた感じだった。🦃

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-27

そしてデビューの中井貴恵始め坂口亮子、草笛光子、司葉子、岸惠子、高峰等、女優陣の美の共演も話題と為った、本編は陰影の深い其のカメラワークも実に美しかったんだねぇ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-11

本編は高校の映研時代に上野駅の側にあった東宝の映画館で観た想い出の作品だった…。「唇にミステリー」と言う科白を加藤武が吐くが本編、公開中に口紅のCMが流れ化粧品ともタイアップー。中井貴恵が新人デビューした市川崑監督の映画。大時計のメカニックな其の回転マシーンが、横溝正史原作の殺人劇をよりミステリアスなものにしていたね!

最終更新日:2022-09-17 02:00:08

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