悪魔の手毬唄(1977) 感想・レビュー 3件

あくまのてまりうた

総合評価4.67点、「悪魔の手毬唄(1977)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-04-26

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

前作「犬神家の一族」はじめ、横溝正史原作映像化の利点に“三人のターゲット”がある。発端から解決までが適度な尺に収まるのだろう。この2作目から連続殺人事件を扱うなら3人がはまる感じになった気がする。「八つ墓村」や「本陣」「悪魔がきたりて」などと比べて、事件が重なる緊張感を持ちつつ、犯人のドラマやトリック再現もたっぷり描ける。ついでに「犬神家」のシズマ同様、謎のキャラ悪党オンダに配役(何となく三浦友和、高橋克典あたり)を付け、稀代のプレイボーイっプリを市川崑監督演出で見たかった!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-09-16

市川崑監督作品のタイトルやキャスト・スタッフを表示する冒頭のタイポグラフィーの美学、そして時に瞬時に織り込まれる独特なアップでの表情の変化やmonochromeの美、其の巧みな編集加工、jazzな伴奏曲、市川崑ワールドの醍醐味何だねえ!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-04-16

三谷幸喜シナリオのテレビドラマ古畑任三郎ファイナル〈今、甦る死〉を視ていたら、考古学者でもある教師役で本・石坂浩二が出演して居た…。田村正和演じる定番・任三郎ものの今回の殺人事件は本編手毬唄を下敷きに金田一探偵シリーズのパロデイを行っていた。犯人は意表を突く展開から最後に判明するけど、そもそもパロデイ何だから、「まるで本編見たいな趣きの村だ」と云う台詞が象徴してるんだね。加藤武の「判った!」の明快な声は無かったものの🎵

最終更新日:2022-07-26 11:03:54

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