P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2019-04-26
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
前作「犬神家の一族」はじめ、横溝正史原作映像化の利点に“三人のターゲット”がある。発端から解決までが適度な尺に収まるのだろう。この2作目から連続殺人事件を扱うなら3人がはまる感じになった気がする。「八つ墓村」や「本陣」「悪魔がきたりて」などと比べて、事件が重なる緊張感を持ちつつ、犯人のドラマやトリック再現もたっぷり描ける。ついでに「犬神家」のシズマ同様、謎のキャラ悪党オンダに配役(何となく三浦友和、高橋克典あたり)を付け、稀代のプレイボーイっプリを市川崑監督演出で見たかった!