不連続殺人事件 感想・レビュー 2件

ふれんぞくさつじんじけん

総合評価4点、「不連続殺人事件」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「レン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2025-06-21

田舎の屋敷で連続殺人が起こるという雰囲気は良いが、登場人物が多すぎるし女性のキャラが似たりよったりで誰が誰なのかわからなくなる。
そしてどんどん事件は起こる。警察もいるのに無能!なぜ止められないのか…。
ある人物が自殺し事件は解決したように見えるが、素人探偵が真相を明かす。アガサ・クリスティすぎる。

田村高廣さんが主役でこの人が探偵なのかと思いきや何もしなかったのにびっくりした。確かに居るだけでカッコいいが。
画家役の内田裕也さんの若い頃を初めて見た。ギラギラしてて演技なのか素なのかわからなかった。

登場人物を絞って一人ひとりの印象を濃くしてたらもっと見やすくなってた気がする。最後に事件の全貌を解説してくれるから細部もわかるし、つまらないわけではないが面白いともいえない変な映画。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-04-07

この映画「不連続殺人事件」は、ミステリ史上に独自の位置を占める、無頼派の作家・坂口安吾の長編ミステリの映画化作品だ。

終戦後の混乱が続く、昭和22年の夏。
作家や詩人、女優、学者といった変わり者たちが一同に集まり、狂宴を繰り広げていた、山奥の大富豪の屋敷で、奇怪な殺人事件が起こる。

第一の殺人が起こった時、屋敷には招待客から使用人まで、総勢29人もの男女がいた。

奇人変人ぞろいの異質な状況の中、さらに次々と7つの殺人が起こり、次第に彼らの間の隠された愛憎関係が露わになっていく展開が、実に面白い。

最終更新日:2025-07-01 16:00:02

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