陽あたり良好! 夢の中に君がいた 作品情報
ひあたりりょうこうゆめのなかにきみがいた
かすみは国際的なバイク・レーサーを目指す克彦という年上のBFがいたが、同じ高3の勇作の存在も気になっていた。克彦がアメリカへ留学することになり、かすみは勇作と見送った。克彦は別れ際かすみに「2年後、君と結婚するために帰ってくる」と言葉を残した。そして2年が経ち、克彦は一流のライダーとなって帰ってきた。アメリカの有名タレントと恋の噂があったが、克彦はかすみとの約束を忘れていなかった。プロポーズを受けたかすみは動揺する。かすみの心は勇作に傾いていたが、カメラマン志望の彼はいつも克彦に対して遠慮していた。勇作はかすみに結婚のお祝いを言ったが、彼女は「何もわかっていない」とからんできた。克彦は今度の日本でのレースにすべてを賭けるという。そして「もし優勝したら結婚してくれ」とかすみに伝えた。しかし、彼は無理をしたため、事故を起こして重体となる。病院で手術中の克彦のことを想いながら、かすみは彼の存在の大きさを知った。克彦は回復し、かすみは彼のプロポーズを受けることにした。年が明けて3月、下宿の仲間達も進路が決まり、かすみも克彦との結婚式を待つばかり。勇作も克彦が走る姿を撮った写真コンテストで入賞し、カメラマンとしての道を一歩踏み出した。式を控えながらかすみは勇作に「もう少し一緒にいたかった」と手紙を残し、実家へ帰った。式の当日、教会で勇作は自分の気持を抑えきれず、かすみに愛を告げた。戸惑うかすみに克彦は「君が決めることだ」と言い、かすみと勇作は手を取り合い式場を後にした。そこでかすみは目を覚ました。これはかすみが克彦を見送った帰りにバスの中でみた2年後の夢だったのだ。
「陽あたり良好! 夢の中に君がいた」の解説
女子高生とプロのライダーとカメラマン志望の高校生の三角関係を描く。あだち充原作の同名漫画の映画化で、脚本はTV「陽あたり良好!」の並木敏と荻田寛子が執筆。監督は同作の小熊公晴、監修は「紫式部 源氏物語」の杉井ギザブローがそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1988年10月1日 |
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キャスト |
監督:小熊公晴
原作:あだち充 出演:森尾由美 三ツ矢雄二 井上和彦 塩沢兼人 鈴木清信 松田辰也 小宮和枝 鶴ひろみ 千原江里子 増岡弘 大野征太郎 |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(1988) |
上映時間 | 67分 |
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