P.N.「宝箱」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-12-11
お金では得られない大切なものを出演者の1人、1人がはき出したそんな映画だった。少年院の友人役の人は「バカみたい」と女の子に言われ怒らずに「だろ」と返すセリフや、いい日旅立ちにこのひとが送られる時の表情を何度も映すのはこの人しか出来ない表情であり、それが光っているからだろう。 院長と課長のコンビの面白さ。 心震わすところは主人公が女の子に会いたくてしらじらしい時間つぶしをしまくるが、道を隔てたところには女の子の仲間3人がいる。まったく意識してないところ。又、試合中女の子が来てくれたかと何度も見るところ。 主人公の1度だけの笑顔の愛らしさ、性格の深み、女の子の「今の時刻に迎えに来て」を受け無表情なのにすごく喜びがあふれていて、カメラとか光のあて具合とか演出とかすごいなと思った。