P.N.「きみえすと」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2022-10-09
歌舞伎などで言う「色悪」の役どころに、(『伊豆の踊子』の一高生とも『春琴抄』の佐助とも余りに違う、)ダーティー友和の新境地を刻んだ、そのエポックとも言える作品。その辺りの大・先達とも言える津川雅彦、純粋な様でいて結局、小百合への性欲ギラギラな釣りバカ“ターボ”西田敏行…でもやっぱり、「ゆれる、まなざし。」な真行寺君枝の独り勝ち。「自分で慰めて、見せい…!」コレ言われんのが、君枝様でなくて良かったです。観光ポスター撮影でアラーキーに撮られる場面の二人が最高!