草迷宮 作品情報
くさめいきゅう
あきらは、死んだ母親の口ずさんでいた手毬唄の歌詞を探して旅をしている。彼は校長や僧を訪ね教えを請う。あきらが旅の途中で想い出すのは死んだ母親のことであった。彼が住んでいた裏の土蔵には千代女という淫乱狂女がおり、千代女に近づくと母親にひどく叱られた。人の話では千代女は父が手込めにした女中で、怒った母が十年も閉じ込めているという。ある日あきらは美しい手毬少女に出会うが、彼女を追いかけているうちに、ある屋敷の中に入りこむ。その屋敷には妖怪たちがおり、大小の手毬が飛びかい首だけの母親もいた。そしていつしかあきらの葬いに変った。それは夢だった。あきらはまた、旅を続けるのであった。
「草迷宮」の解説
死んた母親の口ずさんでいた手毬唄を探して旅をする少年を描く。79年、ピエール・ブロンベルジュのプロデュースにより、ジュスト・ジャカン、ヴレリアン・ボロズウィックがそれぞれ監督したふたつのエピソードと共に、「プライベート・コレクション」というタイトルで、パリで公開された。泉鏡花原作の短篇小説を基にし、「サード」の寺山修司と岸田理生が脚本を共同執筆、監督は「ボクサー」の寺山修司、撮影は「夕暮まで」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1983年11月12日 |
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キャスト |
監督:寺山修司
原作:泉鏡花 出演:三上博史 若松武 新高けい子 伊丹十三 伊丹十三 伊丹十三 福家美峰 福家美峰 |
配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1983) |
上映時間 | 50分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-12-22
NHKラジオ深夜便明日への言葉は三上博史,本篇出演時の想いなど天井桟敷の寺山修司との出逢いや来年1月の舞台の抱負も