P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-08-18
矢張り原作宮本輝の是枝裕和監督作品幻の光も姉弟関係が美しく描かれて居たんだな
どろのかわ
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矢張り原作宮本輝の是枝裕和監督作品幻の光も姉弟関係が美しく描かれて居たんだな
泥の河をまた観た。この映画を観ると、とても心地よいからだ。加賀まりこさんは凄く魅力的な女優さんだ。美しすぎる。大好きだった。
泥の河は私の大好きな映画である。この映画を観た時、人生の悲しみがひしひしと伝わってきた。そして同時に人生がとても愛しく思われた。最高の作品だ。
写真家の立木氏の撮った加賀まりこ嬢のパリ滞在中の素顔の写真がTVで紹介されていた…。映画〈泥の河〉でも廓船で着物姿の加賀まりこが美しく再現されて居た。リアリズムの小栗監督に注文を附けて「夢の様に」美しく撮ってと云ったのは女優自身で有ったらしいー。素顔が印象的なParisの天使の如き若き女性とモノクロームの本編の幻の女。ブラウン管の前で母が笑いながらに言う,「廓船って、こんなに綺麗な訳無いのに、どうしたのかしら?」此のシーン宮本輝の原作では一体どうで在ろうかとその時確かめたく為った。「虚構の中の真実」こそフィクションの精神なのだけどもね!