月の子ども 作品情報
つきのこども
戦いの絶えない憂鬱な時代のヨーロッパ。孤児のダヴィー(エンリコ・サルダナ)は、自分の持つ超能力に気づき始めていた。そこへ、ある秘密組織がダヴィーに目をつける。何も知らずに迎えられたダヴィーだったが、その組織の目的は、月の持つエネルギーを誕生前の子供に伝送し、超能力を持つ“月の子ども”のクローン生産の研究開発だった。“月の子ども”を宿したジョルジーナ(リサ・ジェラール)とともに逃げ出したダヴィーはアフリカへ向かう。神に選ばれた“月の子ども”を待つ奥地の部族へ行く途中で2人は雨に遭い、ジョルジーナは息絶えるが、“月の洗礼”を受けたダヴィーは、自分が“月の子ども”に生まれ変わったことを感じる。ダヴィーを執拗に追ってきた組織のメンバー、ヴィクトリア(マリベル・マルタン)も、ダヴィーが月の子どもであることを信じ、彼を逃がす。帰るあてのないヴィクトリアが飛行機で自爆する空の下で、ダヴィーは部族に迎えられていた。
「月の子ども」の解説
月から授けられた超能力を持つ少年が出会うさまざまな出来事を、バルセロナを舞台に幻想的に描く。監督は『ガラス越しに』のアグスティン・ビラロンガ、撮影はジョム・ペラコーラ、編集はラウル・ロマン、音楽はデッド・キャン・ダンス。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1992年4月2日 |
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キャスト |
監督:アグスティン・ビラロンガ
出演:マリベル・マルタン リサ・ジェラール エンリコ・サルダナ |
配給 | 巴里映画 |
制作国 | スペイン(1989) |
上映時間 | 115分 |
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